2017年3月28日、マレーシア現地メディア『中国報』(電子版)によると、26日午後に遺体搬送のためクアラルンプール中央病院の霊安室を出た金正男氏の遺体が昨晩の午後9時15分(日本時間午後10時15分)に厳重警備の中、31時間ぶりに霊安室へ戻ったと報じた。
遺体を入れた棺には、航空貨物のようなラッピングと取扱注意のシールが貼られていることが確認でき、空港まで運ばれた可能性が高いが、何らかの理由で戻されたと伝えている。また、棺を隠すためか運搬車の前にはナンバープレートがない国産車2台を横付けし、棺を見えづらくしていた。
現地報道は、マレーシア政府と北朝鮮政府は、北朝鮮から出国できないでいる平壌のマレーシア大使館職員9人と金正男氏の遺体に加え2人の北朝鮮籍容疑者、重要参考人を人質交換のようにする交渉を進めていると伝えており、金正男氏の遺体は火葬して、北朝鮮かマカオへ送られるのではとも見られていたので、ここへ来て交渉が難航している可能性もある。
【翻訳/編集 : 中野 鷹 】
遺体を入れた棺には、航空貨物のようなラッピングと取扱注意のシールが貼られていることが確認でき、空港まで運ばれた可能性が高いが、何らかの理由で戻されたと伝えている。また、棺を隠すためか運搬車の前にはナンバープレートがない国産車2台を横付けし、棺を見えづらくしていた。
現地報道は、マレーシア政府と北朝鮮政府は、北朝鮮から出国できないでいる平壌のマレーシア大使館職員9人と金正男氏の遺体に加え2人の北朝鮮籍容疑者、重要参考人を人質交換のようにする交渉を進めていると伝えており、金正男氏の遺体は火葬して、北朝鮮かマカオへ送られるのではとも見られていたので、ここへ来て交渉が難航している可能性もある。
【翻訳/編集 : 中野 鷹 】