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大阪タイフェスティバル開催「カノムクロック」×「たこ焼き」勝負

Global News Asia 2017年5月20日 9時0分

 2017年5月20ー21日、「第15回タイ・フェスティバル2017 大阪」が大阪城公園・太陽の広場で開催。

 タイ・フェスティバルは、微笑みの国・タイの魅力を紹介するためのイベントで、会場にはタイ文化を伝えるブースやタイ料理の屋台が並び、大阪にいながらタイを味わえる2日間となる。

 ステージでは、伝統舞踊をはじめ、ムエタイ・デモンストレーション、タイの人気歌手によるコンサート、そして世界一の大型機A380での運航も行なう、タイ国際航空などの往復航空券が当たる抽選会も。

 タイ国政府観光庁のブースでは、タイ北部のチェンマイ県をイメージし、ランナー文化学校の方々を招いて傘の絵付け体験や、タイ舞踊や象さんと写真が撮れるフォートブースなど盛りだくさんの内容だ。

 先週東京で行われた、タイフェスティバルでは、ガパオやソムタム、パッタイ、ガイヤーン(タイ風焼き鳥)、サイクロークイサーン(東北ソーセージ)などガッツリ系のタイフードが多かった。タイラーメンの名店として知られる「サワディー」では、「カノムクロック」(500円)が大人気に。見た目は、たこ焼きに似ているが、ココナッツの甘さが口に広がるタイのスイーツ。クルクルひっくり返しながら焼く器具も、たこ焼き器に似ている。

 カノムクロックは、今年規制が深刻な話題になっているタイ各地にある露店でも、必ず見かけるローカルスイーツだ。ココナッツミルクと米粉を混ぜて焼き、外はカリっと中はモチモチした触感を楽しめる。

 サワディーはタイラーメン専門店との看板を掲げているが、立ちながらだと食べづらいことも影響してか、女性客を中心にカノムクロックの方が多く売れていた。会場を探索しながら食べるなら、カノムクロックの方が食べやすい。

 日本で一番味覚が優れ食通が多い大阪でも、東京同様にカノムクロック人気は高いのではと、関係者はやる気満々だ。
【執筆 : 我妻 伊都】

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