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成田山で「ウナギ」タイ人観光客にも人気

Global News Asia 2017年6月10日 9時0分

 2017年6月10日、千葉県成田市にある成田山新勝寺には、わずかながらタイ人観光客が訪れる。成田市にはタイの寺院「ワット・パクナム日本別院」があり、タイ人僧侶もタイなど東南アジアの仏教独特の袈裟を纏っている。

 成田空港に近いことから観光の始め、あるいは最後に訪れるタイ人もいるが、近年はバンコクから羽田空港に飛ぶタイ人の方が多く、ほかの観光地に比べるとタイ人の数は少ない。都内の浅草にある浅草寺でも、タイ人観光客はあまり多くなく、タイ人は寺院観光よりも、ショッピングや自然の体験を好む傾向にあるようだ。

 成田山に訪れるタイ人は、ウナギを楽しみに来る観光客も多い。ウナギはタイ料理として食べることはあまりなく、和食ブームによってウナギの蒲焼きを初めて食べて虜になるケースが増加。

 タレの味がタイ人の嗜好にマッチ。ただ、タイでは箸を使って食べるのは麺類だけということもあり、箸でご飯をすくうのは苦手だ。また、タイ料理は1食分が少ないため、タイ人にとっては普通の鰻重でも量が多く、食べるのが大変。
【執筆 : 高田胤臣】

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