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絶品手長エビや独自のトゥクトゥクも楽しい! 世界遺産だけではない古都アユタヤの魅力

Global News Asia 2017年6月28日 9時0分

 2017年6月27日、タイの首都バンコクから北に約80kmで、日帰りでも行ける人気の古都アユタヤ。世界遺産にも登録されている観光地だ。

 アユタヤ南部には日本人町と呼ばれる旧跡がある。歴史の授業で習った記憶があるかもしれないが、山田長政らが江戸時代初期に活躍した交易地跡で、石碑や資料館がある。

 かつて山田長政も滞在したアユタヤ王朝は、14世紀半ばに成立し、400年ほど栄えた後の18世紀の半ばに終わりを迎える。アユタヤ王朝はビルマの進行により破壊され大きく損傷し現在の姿となる。

 世界遺産巡りのイメージが強いアユタヤであるが、アユタヤを訪れたらぜひ名物である川エビを堪能して欲しい。その中でも手長エビの炭焼きが特に人気だ。バンコクよりも安く手軽に食べることができる点もアユタヤの嬉しいところ。豪快に丸焼きにした大きな手長エビのプリップリとした身が味わえ、大きいがすぐに食べ尽くしてしまほどパクパクと食が進んでしまう絶品だ。

 バンコクから約1時間半と近いが、バンコクとは違うタイプのトゥクトゥクが走っている。バンコクの観光地や住宅街を走るトゥクトゥクの多くは、横に2人座るタイプだが、アユタヤのトゥクトゥクは、縦に最大4人座れる。パタヤのソンテウやフィリピンのジプニーを三輪車にしたような車で、こんなちょっとした違いを探してみるのも、アユタヤの隠れた楽しみかもしれない。
【執筆 : 我妻 伊都】

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