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【フィリピン航空】5スターエアラインを目指し、マニラ/成田・羽田・大阪線に新たなエアバスA333導入

Global News Asia 2017年8月16日 9時0分

 2017年8月16日、フィリピン航空(PR)は、英国の航空業界専門の調査会社であるスカイトラックス社の選ぶ5スターエアライン(現在、3スター)を目指し、顧客満足度を向上させる第一段として、日本にも就航しているエアバスA330-300型機の座席シートを一新する。

 新仕様での運航開始は、10月6日、成田ーマニラ線・PR431便9時30分発。11月1日、羽田―マニラ線・PR421便15時05分発。11月16日、大阪―マニラ線・PR407便9時55分発から。

 ビジネスクラス18席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス267席、計309席の3クラス制。LCCのセブパシフィック航空の同機種は436席、ゆったり感と信頼性で選択するなら断然フィリピン航空だ。全てのクラスにテレビモニターを設置。日本語吹き替え版の最新映画を含め、多くの映画を楽しむことが出来る。

 フィリピン航空クリス・レバンファシル日本支社長は他社との差別化について「JALやANAより少し安い価格設定で、フィリピン独自のホスピタリティ、心のこもったスマイルや、おもてなしで、心の底からご満足いただけるようなサービスを心がけていきたい」と話す。

 ビジネスクラスは、最大約198センチのフルフラットシートで、座席には空気圧で座席の硬さを調節できるPCS(Pneumatic Comfort System)を採用、マッサージ機能もある。座席幅は約60センチ、18.5インチの大型テレビモニター。

 プレミアムエコノミーのシートピッチは96センチで、座席幅は約48センチ、13.3インチのテレビモニター。エコノミーのシートピッチは約81センチで、座席幅は約43センチ、10.1インチのテレビモニターを備えている。

 フィリピン航空は、日本―フィリピン間を最多便数の週80便で結んでおり、座席のシェア率は43%、日本ーフィリピン直行便には、日本人CAも乗務している。

 日本からフィリピンへの観光客は昨年50万人を超え、順調に増えている。フィリピン観光省は、2022年には、日本からの観光客180万人を目標に掲げている。
【編集 : AU】

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