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「ぼったくり! 中国」旅行会社への不信感から個人旅行へ

Global News Asia 2017年7月9日 14時27分

 2017年7月9日、ぼったくりと偽物が横行する中国。信用、信頼の概念は薄く、今すぐに儲けたい、欺いても儲けたい、騙してでも儲けたい。そんな考えの人が世界一多い国だ。

 海外旅行者は大幅に増えたが、良心的なパック旅行は少なく、帰国後にWEBサイトを調べて、ひどい扱いを受けたことに気がつく人が多い。2回目からは、個人旅行へとシフトする。

 例えば、タイ・パタヤでは、中心部から離れた中国経営の貧相なホテルに宿泊させられることになる。このホテルは、旅行会社とタッグを組んで、旅行者から金をむしり取る仕組み。周囲にはコンビニも無く、土産物店もない。これは、旅行会社がバックマージンを受け取るために、契約している店舗で購入させるための施策だ。無理矢理に、買い物をさせるツアーも多く、高価なオプショナルを勧めるなど問題は山積だ。

 歓楽街ウォーキングストリートの散策は、入場料もかからないため、多くのツアーが見学場所として採用している。

 日本で暮らす中国人は、ヨーロッパツアーで、日本発と中国発ツアーの違いについて「中国発のツアーは、日本発に比べ20%以上割高、しかも宿泊ホテルは、グレードが劣る」と指摘する。

 騙す奴は悪いが、騙される奴も自業自得だとの中国の厳しい考え方が、根底にはありそうだ。

【編集 : AS】

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