2017年7月14日、ピンクのカオマンガイ屋として渋谷、川崎、福岡に店舗があり毎年東京のタイフェスティバルへも出店していることでも知られる「ガイトーン」。
バンコクの本店の名称は「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」と呼ばれ、「伊勢丹」や「ビックC」があるラチャダムリ通りを運河へ向かって5分ほど歩くとその店はある。
レストランというよりもローカル食堂に近く、通りに面しているので見つけやすい。センセープ運河ボートのプラトゥーナム船着場からならすぐ目の前にあるので船着場を目安にして探してもいいかもしれない。
店は午前中から始まり昼休憩後、午後5時から夕方営業を始める。少し早めの午後4時半くらいに行ってみるとすでに行列ができており、しかも、並んでいるお客の多くが中国語を話していた。
日本でも知られるようになったが中国人は列に並ばない。並ぶのは自分が損するだけの愚かな行為と、認識しているからだ。その並ぶことを知らない中国人を並ばせるほど、同店には魅力があるのだろう。
先頭ではオーナーと思われる初老の男性が、手際よく並ばせていた。中国人対応にも慣れている。ここまで徹底させるには想像を絶する苦労があったと推察できる。
午後5時ちょうど夕方営業が始まった。さすがに30分前から並んでいたので記者は1回転目で座ることができた。壁がない食堂スタイルだが、禁煙でしかもビールなどアルコールの持ち込みも禁止。缶ビールを飲んでいた記者は注意された。
眩しいピンクのユニフォームを着た店員が、慌ただしく動き回る。メニューは写真付きなので分かりやすく、店員も外国人慣れしているので注文も楽々。メインのカオマンガイは40バーツ(約135円)とバンコクのフードコート並のお手頃価格だ。
午前から夕方の早い時間までは、周辺店からソムタムなどのサイドメニューが注文でき、これらは先払いとなるが、ラーン・ガイトーン・プラトゥーナムのメニューは後払いで良い。
4人席で相席となった2人の若い男性が中国語で話していたので、中国人かと確認すると台湾人だったようで、一緒にしないでくれという顔をされてしまい平謝りする記者。聞くと、台湾でも同店はよく知られており、インターネットの情報を見てきたが、確かにうまいねと話していた。
相席の彼らは台湾人だったが、全体の半分以上は中国人といったところだろうか。一般的に中国人は、牛肉より鶏肉を好む傾向があり、ラーン・ガイトーン・プラトゥーナムのカオマンガイは、本国ではまずやらない列を作ってまで食べたくなる、中国人的ヒットメニューだ。
【取材/撮影 : 我妻 伊都】
バンコクの本店の名称は「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」と呼ばれ、「伊勢丹」や「ビックC」があるラチャダムリ通りを運河へ向かって5分ほど歩くとその店はある。
レストランというよりもローカル食堂に近く、通りに面しているので見つけやすい。センセープ運河ボートのプラトゥーナム船着場からならすぐ目の前にあるので船着場を目安にして探してもいいかもしれない。
店は午前中から始まり昼休憩後、午後5時から夕方営業を始める。少し早めの午後4時半くらいに行ってみるとすでに行列ができており、しかも、並んでいるお客の多くが中国語を話していた。
日本でも知られるようになったが中国人は列に並ばない。並ぶのは自分が損するだけの愚かな行為と、認識しているからだ。その並ぶことを知らない中国人を並ばせるほど、同店には魅力があるのだろう。
先頭ではオーナーと思われる初老の男性が、手際よく並ばせていた。中国人対応にも慣れている。ここまで徹底させるには想像を絶する苦労があったと推察できる。
午後5時ちょうど夕方営業が始まった。さすがに30分前から並んでいたので記者は1回転目で座ることができた。壁がない食堂スタイルだが、禁煙でしかもビールなどアルコールの持ち込みも禁止。缶ビールを飲んでいた記者は注意された。
眩しいピンクのユニフォームを着た店員が、慌ただしく動き回る。メニューは写真付きなので分かりやすく、店員も外国人慣れしているので注文も楽々。メインのカオマンガイは40バーツ(約135円)とバンコクのフードコート並のお手頃価格だ。
午前から夕方の早い時間までは、周辺店からソムタムなどのサイドメニューが注文でき、これらは先払いとなるが、ラーン・ガイトーン・プラトゥーナムのメニューは後払いで良い。
4人席で相席となった2人の若い男性が中国語で話していたので、中国人かと確認すると台湾人だったようで、一緒にしないでくれという顔をされてしまい平謝りする記者。聞くと、台湾でも同店はよく知られており、インターネットの情報を見てきたが、確かにうまいねと話していた。
相席の彼らは台湾人だったが、全体の半分以上は中国人といったところだろうか。一般的に中国人は、牛肉より鶏肉を好む傾向があり、ラーン・ガイトーン・プラトゥーナムのカオマンガイは、本国ではまずやらない列を作ってまで食べたくなる、中国人的ヒットメニューだ。
【取材/撮影 : 我妻 伊都】