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水の利用・啓発動画を制作-JICAカンボジア事務所

Global News Asia 2017年12月14日 9時15分

 2017年11月20日、JICAカンボジア事務所が発行するカンボジアだよりNo75に「水の利用、よく知ろう ワッティーで啓発動画を制作」と題する記事が掲載された。

(記事)農業や生活に欠かせない水を公平に、効率的に 利用するにはどうしたらいいのか、を解説するアニメーションの啓発用動画が制作されています。水資源気象省内にあるJICAの「流域水資源利用 プロジェクト」のチームによる力作。(下部<< 関連記事 >>に動画リンク)

 チーフ・アドバイザー、増尾学さんによると、このプロジェクトは、トンレサップ湖西部の3州(バッタンバン、プルサット、コンポン チュナン)、プノンペン南西部の3州(コンポ ンスプー、タケオ、カンダール)を対象としており、農業に加えて工業や水力発電、生活用水 など河川流域内の全水利用者間の調整をする仕 組みである「流域管理委員会」の普及を図ることなどが目的です。

 動画では、アンコールワットをモチーフにした「ワッティー」のアニメキャラクターが案内役となり、灌漑施設の仕組み、水資源の管理の大切さ、水質維持や環境保全についてなどを説明しています。増尾さんは「設備だけをつくっても、その意味や使い方を知らなくては有効に活用してもらえない。実際に水を利用する人たちの理解の一助になれば」と話しています。
【編集 : YA】

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