2018年1月30日、日本の大学生がこのほど、ミャンマーのコーヒー豆のブランドを立ち上げた。ミャンマー人と共同でヤンゴンで「アイ・トレード・カンパニー」を起業した近畿大学経済学部(休学中)の宮辻詩音さん(20)は「ミャンマーのコーヒーをブランド化して世界の人に知ってもらいたい」と意気込んでいる。現在はミャンマー国内でホテルや土産店などに卸しているが、日本や韓国への輸出を目指す。
ブランド名は「アイ・スター・コーヒー」。ミャンマーには長時間焙煎した苦めのコーヒーが多いが「日本人など国際的に人気のある苦みを抑えて酸味を意識した焙煎」(宮辻さん)だという。宮辻さんはコーヒーが好きで、喫茶店でアルバイトをしてコーヒーについて学んだ。事業資金の約200万円はこのバイト代や株式投資で儲けた自己資金で賄った。
現在休学中の宮辻さんだが、来年度一年間も引き続き休学することを決めたという。事業がうまくいっている限りは「ずっとミャンマーで事業を続けたい」という宮辻さん。「『果たして大学は卒業する価値があるのか。辞めてヤンゴンで事業に専念したほうがいいのでは』と真剣に考えている」と、学生起業家ならではの悩みも抱えている。
【執筆 : 北角裕樹】
ブランド名は「アイ・スター・コーヒー」。ミャンマーには長時間焙煎した苦めのコーヒーが多いが「日本人など国際的に人気のある苦みを抑えて酸味を意識した焙煎」(宮辻さん)だという。宮辻さんはコーヒーが好きで、喫茶店でアルバイトをしてコーヒーについて学んだ。事業資金の約200万円はこのバイト代や株式投資で儲けた自己資金で賄った。
現在休学中の宮辻さんだが、来年度一年間も引き続き休学することを決めたという。事業がうまくいっている限りは「ずっとミャンマーで事業を続けたい」という宮辻さん。「『果たして大学は卒業する価値があるのか。辞めてヤンゴンで事業に専念したほうがいいのでは』と真剣に考えている」と、学生起業家ならではの悩みも抱えている。
【執筆 : 北角裕樹】