2018年2月4日、ミャンマー人のアニメ作家を育成しようと、カンボジアを拠点にアジア各地で活動する一般社団法人「ソーシャルコンパス」が、アニメ技術を教えるワークショップをミャンマー最大都市のヤンゴンで開催した。当日は8人の日本アニメ好きのミャンマー人の若者が参加し、試行錯誤で自作アニメを作り上げた。
ワークショップにはアニメや漫画で日本語を学ぶ「オタク日本語クラブ」が協力。スマートフォンのアプリを利用して、画用紙で作った人形を少しずつ動かす様子を撮影、短いアニメ動画を制作した。受講者はミャンマーのだるまや、カップルが嫌いなペンギンなど思い思いのキャラクターを創作、音符を飛ばして歌を表現するなど工夫しながら、アニメを作り上げた。
イラストを描くのが好きだというミャンマー人男性は、人の夢に入り込むウサギの動画を作った。講座終了後には「アニメを作ったのは初めてで楽しかった。絵の技術を学ばなければいけないということを実感した」と振り返った。講師役を務めたソーシャルコンパス代表の中村英誉さんは「日本人とは違った発想で創作してくれるのがうれしい」と話した。ミャンマーのアニメ人材育成をめぐっては、東京芸大がヤンゴンの芸術文化大で1月、アニメ制作のワークショップを行うなど日本の取り組みが広がっている。
【執筆 : 北角裕樹】
ワークショップにはアニメや漫画で日本語を学ぶ「オタク日本語クラブ」が協力。スマートフォンのアプリを利用して、画用紙で作った人形を少しずつ動かす様子を撮影、短いアニメ動画を制作した。受講者はミャンマーのだるまや、カップルが嫌いなペンギンなど思い思いのキャラクターを創作、音符を飛ばして歌を表現するなど工夫しながら、アニメを作り上げた。
イラストを描くのが好きだというミャンマー人男性は、人の夢に入り込むウサギの動画を作った。講座終了後には「アニメを作ったのは初めてで楽しかった。絵の技術を学ばなければいけないということを実感した」と振り返った。講師役を務めたソーシャルコンパス代表の中村英誉さんは「日本人とは違った発想で創作してくれるのがうれしい」と話した。ミャンマーのアニメ人材育成をめぐっては、東京芸大がヤンゴンの芸術文化大で1月、アニメ制作のワークショップを行うなど日本の取り組みが広がっている。
【執筆 : 北角裕樹】