2018年8月1日、フィリピンメディアによると、中国がフィリピンと約束した240億ドルの投資(2016年10月に決定した投資プロジェクト)について、実行されていない案件がほとんどで、中国への不信感が広がっている。
ドゥテルテ大統領が2016年10月に中国を訪問し、習近平国家主席と共同声明を発表した投資プロジェクト。鉄道、港湾、採鉱、エネルギーなどのインフラ整備を中心に総額240億ドル(2兆6800億円)に上る。
一例として、水力発電所の建設プロジェクトは総工費10億ドルで、2018年2月まで延期したが着工の気配がないため、フィリピンから契約中止を申し出たほか、水利整備計画のローン貸付では、融資が実行されたのは7500万ドルだけと縮小された。
南シナ海問題について、中国への配慮をしていたドゥテルテ大統領も困惑していると伝えられている。
【編集 : WY】
ドゥテルテ大統領が2016年10月に中国を訪問し、習近平国家主席と共同声明を発表した投資プロジェクト。鉄道、港湾、採鉱、エネルギーなどのインフラ整備を中心に総額240億ドル(2兆6800億円)に上る。
一例として、水力発電所の建設プロジェクトは総工費10億ドルで、2018年2月まで延期したが着工の気配がないため、フィリピンから契約中止を申し出たほか、水利整備計画のローン貸付では、融資が実行されたのは7500万ドルだけと縮小された。
南シナ海問題について、中国への配慮をしていたドゥテルテ大統領も困惑していると伝えられている。
【編集 : WY】