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韓国は、国際的な孤児へ

Global News Asia 2019年8月16日 20時45分

 2019年8月16日、北朝鮮の南北関係を担当する祖国統一委員会の報道官は、韓国と再び対座することはないとの厳しい態度を示した。これは、前日15日、韓国の文在寅大統領が、2045年までに朝鮮半島の和平と統一を目指すと表明したことに対して、NOを突きつけたことになる。

 北朝鮮はここ数週間の間に短距離ミサイルの発射を繰り返している。16日午前8時にも日本海に向け、飛翔体を2回発射している。

 昨年の両国首脳の歴史的会談での合意が行き詰っていること、南北対話が失速していることは、すべて韓国の責任だとしている。その原因として米韓軍事演習は、北朝鮮に対する韓国の敵意の表れだと、激しく非難している。

 その上で「韓国当局者とはこれ以上話すことがない。再び対座する気もない」と明言した。

 米韓軍事演習が終了さえすれば、再び南北対話が再開されると考えるのは「妄想に過ぎない」と断言している。

 文大統領は「北朝鮮による最近の懸念すべき行動にもかかわらず、対話に向けた勢いはゆるぎない」と15日に表明している。しかし、日本に対する感情はトーンダウンしている。北朝鮮は、それに対してもイラつきを禁じ得ないようだ。

 どこの国にも見放された韓国が、国際的孤児となる日も近いと考えられる。
【編集 : KL】

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