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フィリピンの暗号通貨・新NOAH COIN『NOAH.PLATINUM(ノア・プラチナム)』に移行

Global News Asia 2019年11月3日 13時45分

 2019年11月2日、フィリピンの暗号通貨・新NOAH COIN『NOAH.PLATINUM(ノア・プラチナム)』に移行した経緯や今後の展開についての説明会が東京KKRホテルで開催され、約200人のコイン保有者が参加した。

 新たに運営の実務を担う、ICOコンサルティング会社PLATINUMの、アントン・ジャットコフスキ Anton Dziatkovskii 氏と、ダン・ホメンコ Dan Khomenko 氏に話を聞いた。

 旧ノアコインは価格が落ち厳しい状況でした。旧運営会社からプラチナムに打診があり、運営を引き継ぐことになりました。プラチナムは、ブロックチェーンの第一線で活躍するエンジニアを抱えています。検討の結果、新しいコインに作り直すことになったんです。

 過去の経緯を検証していく中で、旧ノアコインの運営のやり方に問題があった事が分かりました。需要が生まれ価値が上がっていくものでは無かったのです。
 
 旧ノアコインは、古いブロックチェーン技術で、拡張性が無く利用するのに不便でした。そこで最新のブロックチェーンの仕組みに変え新たな需要を作り出して行くことを決めました。

 具体的にはビットコインでは処理時間が10分、イーサリアム数分、これでは社会経済活動として実際には使えないんです。

 今回はFacebookの暗号通貨として有名なリブラと同じものを使います。それにより、ビザ、マスターカードと同じ速度それ以上に早く処理できます。

 また、コスモス(Cosmos, ATOM)というプロジェクトにも参加します。異なる仮想通貨をつなぎ、相互に取引することが可能となり、ノア・プラチナムから直接送金することが出来るようになります。

 面白いのはプラットホ—ム内で自分だけのオリジナル暗号通貨を作成することが出来るようになります。例えば、コーヒーチェーンが、ポイントの代わりに暗号通貨を発行しそれを利用して支払えば特典を得られるような仕組み創りも可能です。

 知識がなくても、5~10クリックで、数十秒でなんと独自の暗号通貨を発行できるようにしました。

 ノアコインの目的はフィリピンでの需要を自分たちで作り出すというものでした。それを最新のプロックチェーンを採用するという技術的な側面から全面的に変えることで需要を生み出します。さらに便利に使ってもらえるようになるでしょう。と語った。

 PLATINUMは多くの仮想通貨を再生してきた実績も有ります。ANA全日本空輸との取引実績もあり、新生NOAH.PLATINUM(ノア・プラチナム)への期待が膨らむ。またこの日の説明会ではバーチャルな国家・NOAHシティ構想の具体的なプランも発表され会場は熱気で盛り上がりを魅せていた。今後の新ノア・プラチナムに期待したい。
【編集 : UH】

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