2019年11月、今月GSOMIA破棄が確定する。しかし、米国は、この確定事項に難色を示していると言う。GSOMIA問題を含めた日韓両国の対立長期化が、日米韓共助に悪影響をもたらしているとしている。そして、その背景に「北京、モスクワ、平壌には喜ぶ人がいる」と暗に、韓国を囲い込む国を示している。
日韓担当のマーク・ナッパー米国務副次官補は、「3カ国間の特に危機の際に調整する重要なツールだ」と述べている。実は、日米韓には米国を中心にした情報を共有する取り決め(TISA)が存在する。韓国はこれを当てにしているのかもしれない。しかし「よい代替策」ではないとしている。
この7月には、竹島周辺上空でロシアと中国の軍用機が共同演習を行っている。「タイミングと位置は偶然ではない。日韓が解決策を見いだせない限りこの種の挑戦は続くだろう」としている。
GSOMIAが終了すれば、米国の国益に悪影響を与えるだろうことを韓国政府に明確に伝えているとし、米国は協定を維持させることに集中しているらしい。ただ、米国は、日韓間の仲裁人や審判人にはなりたくなく、対話を促す触媒としての役割でいたいのだ。
つまり、幼稚園の先生ように、米国は、「日本くんに謝りなさい、韓国くん。なにそんなに怒ってるの」と教えているわけだ。
日本から破棄を言い出したわけでも、喧嘩しているわけでもない。必要もない喧嘩を売ったのは韓国だ。22日の終了時まで韓国に対する、米国の圧迫はますます強くなるだろう。しかし、謝られても、日本は「なんのことだか」わからないスタンスでいるしかない。
【編集 : RL】
日韓担当のマーク・ナッパー米国務副次官補は、「3カ国間の特に危機の際に調整する重要なツールだ」と述べている。実は、日米韓には米国を中心にした情報を共有する取り決め(TISA)が存在する。韓国はこれを当てにしているのかもしれない。しかし「よい代替策」ではないとしている。
この7月には、竹島周辺上空でロシアと中国の軍用機が共同演習を行っている。「タイミングと位置は偶然ではない。日韓が解決策を見いだせない限りこの種の挑戦は続くだろう」としている。
GSOMIAが終了すれば、米国の国益に悪影響を与えるだろうことを韓国政府に明確に伝えているとし、米国は協定を維持させることに集中しているらしい。ただ、米国は、日韓間の仲裁人や審判人にはなりたくなく、対話を促す触媒としての役割でいたいのだ。
つまり、幼稚園の先生ように、米国は、「日本くんに謝りなさい、韓国くん。なにそんなに怒ってるの」と教えているわけだ。
日本から破棄を言い出したわけでも、喧嘩しているわけでもない。必要もない喧嘩を売ったのは韓国だ。22日の終了時まで韓国に対する、米国の圧迫はますます強くなるだろう。しかし、謝られても、日本は「なんのことだか」わからないスタンスでいるしかない。
【編集 : RL】