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北朝鮮に罵倒されても、守りたいものはなに? ー不思議の国「韓国」

Global News Asia 2019年12月16日 17時0分

 2019年12月16日、不思議の国「韓国」は、北朝鮮からどんなに罵倒されても笑顔を絶やさない。北朝鮮のミサイル発射場・西海衛星発射場は、去年廃棄を約束されたはずだった。しかし、7月に続き、2019年12月13日にもまたミサイルが飛ばされている現実。これに対して、韓国大統領府は現時点まで、特別な反応を示していない。国家安全保障会議すら開いていない。もしかしたら、韓国に飛んで来る可能性もあった、なのにだ。

 青瓦台と政府の長い沈黙は続くばかりだ。その韓国首脳陣を北朝鮮はなんと言ってるのだろう。対外向けラジオ・平和放送にて、文在寅大統領を「南朝鮮当局者」と揶揄した上で、「朝鮮半島非核化と平和を物乞いするばかげた行動ばかりしている」と侮辱攻勢をかけたのだ。「南朝鮮当局は外勢に媚びへつらい、関係改善や平和を熱心に物乞いしているが、実際は南北関係と朝鮮半島情勢は緩和どころか、一層悪化している」。

 さらに、北朝鮮は、金剛山の韓国施設を「撤去する」とも脅迫している。南北経済協力の中断を北朝鮮はすでに宣言している。そうした上で、北朝鮮は「俺のことを制裁してみろ」と韓国に挑発している。

 兄弟げんかの一環。韓国は、どちらかが穏やかに接すれば(この場合、韓国)、同胞だから分かり合えるとタカを括っている。しかし、相手は北朝鮮なのだ。そんな気持ちが通じないことは歴史を見てもはっきりしている。

 文大統領は、あくまで同胞に優しい人として、北朝鮮へ手を差し伸べている。慈善を越えて、物乞いと罵倒されても。文大統領は、案外、ノーベル平和賞を狙ってるのかもしれない。ここまで馬鹿にされても、なにもしない事実をみても。
【編集 : OM】

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