『自画自賛 韓国の感染者減少を見よ…どの口が言う』自信過剰で勇ましい韓国文大統領

　2020年3月10日、「我々が現在のすう勢を続けて、新規感染者数をさらに減らしていけば、安定段階に入る。韓国こそが世界中の防疫の模範として評価される」文在寅大統領が語っている。

　毎日世界中から、罹患者の数が報道されている。韓国の罹患者の数も減ることはなく、むしろ増えながらカウントされている。しかし、文大統領からすれば、着実に減っているとしている。さらに「絶えず不安と恐怖得を助長し、増幅させる行動が一部にあったが、強い韓国国民は揺るがなかった」。「青瓦台など公職社会からまず、布マスクを率先して使用してほしい」と神マスクの使用自粛を求めた。どんなに高価になった布マスクを公務員や内閣関係者なら購入することもできるし、権力で集めることもできる。しかし、低所得の国民のことを忘れてはいないだろうか。政府関係者より国民の方が絶対数多い。政府関係者に、品薄の布マスクは行きわたってるらしい。

　しかし、そんな貴重なマスクも、通勤時の自家用車使用の時や青瓦台業務等に出入りする時、青瓦台内を移動するときなど、勤務中はマスクを使わなくていい「新指針」が示された。青瓦台には、ウィルスがおらず、罹患しないとでもいうのか。

　丁首相は「まだ非常に慎重になっているが、政府・自治体・医療界・国民すべてが力を出し合い、近い将来変曲点を作ることが出来るだろう」。つまり、希望が見えてきたことを語っている。

　自分の周囲に罹患者がいない、政府内から罹患者が出ないことだけの自画自賛ではないだろうか。広く国民を見よ。原因のわからない未知のウィルスと闘っている者がたくさんいる。自画自賛は、罹患者を愚弄してやしないだろうか。
【編集 : RO】