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買いだめのない国と自画自賛。…買いたいがお金がないのでは? ー韓国

Global News Asia 2020年3月24日 7時30分

 2020年3月、文在寅韓国大統領は胸を張る。新型コロナウィルスのパンデミックが起こっている状態で、世界各国では「生活必需品の買いだめ」が行われている。もちろん都市封鎖などになっている欧州では、家にこもるためには、飢え死にしない程度の食べ物を買いだめしなければならない。

 しかし、韓国ではそんな現象は起きていないと、「胸を張る」のが。「買いだめのない国。素晴らしい国民性」と。

 大統領は「国民に感謝の気持ちを伝えたい」希望だと言う。さらには「政府は、国民が安心できるように安ど感を与えないといけない」とのことだ。

 政府が自画自賛しているのは「通常、政府が頼りなければ、人は買いだめ行為に出る」というスタンスだ。しかし、買いだめは、いくら政府がしっかりしていても、人間そのものの欲望であり、その商品が次にいつ店頭に並ぶかを考えた時、どうしても止めることのできない行為だ。もちろん買わない人もいる。そして、金銭的余裕がなくて、欲しくても買えない人もいるのが現実ではないだろうか。

 買いだめしようとする群衆の中では、万引きをすることも、逆にできない。群衆に巻き込まれることが嫌なら、ネットがある。現に韓国は、ネット購入、そして、配達させることを当たり前のように行っている。これは、買いだめには含まれないのか。韓国の国民の半分以上が、買いたくても買えない生活水準だということを政府は認めない。

 WHOからは「感染者を見つけて即座に隔離して、検査を行っている。さらに接触者の追跡もしている。これによって他の国のような国境封鎖を行わなくても大丈夫」とお褒めの言葉をいただいている。それは「教科書に書かれるような模範的事例」らしい。

 韓国の国民のどれほどが、政府に信頼を置いているのか。考えられない者が、政府を司っているのだろう。
【編集 : OM】

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