2020年4月18日、ミャンマーのヤンゴン管区政府はヤンゴン管区で夜間(午後10時から午前4時)の外出を禁止する措置を開始した。また、保健スポーツ省は、全国で5人以上の集会を禁止した。ミャンマーでは、ヤンゴン北部で開かれたキリスト教の集会がクラスター化するなど感染を広げており、同日までに98人の陽性患者が確認された。感染の拡大を受けて、当局がより一層厳しい措置に踏み切った形だ。
ミャンマーではすでに、マンダレー管区やザガイン管区で夜間の外出が禁止されていた。一方、保健スポーツ省の通達は、一部の例外を除いて5人以上の集会を禁じるもので、17日に発効した。企業の業務や医療行為などは対象外とされ、主に私的な集まりを想定しているとみられるものの、宗教行事やデモなども規制される可能性がある。
ミャンマーでは4月中旬の水かけ祭りの連休の間のイベントは中止となり、ヤンゴン管区政府は市民の外出自粛を要請。飲食店は当局の指導を受け、営業の休止もしくは宅配のみ取り扱うなどの対応が迫られている。こうした中で、14日には集会がクラスター化したキリスト教関係者らを刑事訴追することが発表されるなど、規制が強化されている。
【取材/執筆 : 北角裕樹】
ミャンマーではすでに、マンダレー管区やザガイン管区で夜間の外出が禁止されていた。一方、保健スポーツ省の通達は、一部の例外を除いて5人以上の集会を禁じるもので、17日に発効した。企業の業務や医療行為などは対象外とされ、主に私的な集まりを想定しているとみられるものの、宗教行事やデモなども規制される可能性がある。
ミャンマーでは4月中旬の水かけ祭りの連休の間のイベントは中止となり、ヤンゴン管区政府は市民の外出自粛を要請。飲食店は当局の指導を受け、営業の休止もしくは宅配のみ取り扱うなどの対応が迫られている。こうした中で、14日には集会がクラスター化したキリスト教関係者らを刑事訴追することが発表されるなど、規制が強化されている。
【取材/執筆 : 北角裕樹】