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フィリピン・新型コロナウィルス感染確認者・セブ島で165人・マクタン島で11人、全土で酒類販売禁止

Global News Asia 2020年4月21日 8時0分

 2020年4月20日、フィリピン最大の放送局ABS-CBNなどによると、フィリピンでも新型コロナウィルスの感染が拡大しており、セブ島セブ市は165人、マクタン島ラプラプ市では11人の感染者が確認されている。セブ市では病院の入院ベットが埋まってしまい、14人が自宅隔離で経過観察となった。

 セブ市内の2つのバランガイ(町内)の一部が完全に閉鎖、165人は(135人+30人)完全な隔離状態になり、食料品などはゲートの入り口に届ける方法が取られた。

 セブ刑務所に収監されていた1,420人は、感染防止のため、警察管理下の適切な施設に移送する措置が取られた。

 厳格な移動制限を行うため、セブ島とマクタン島を結ぶ2本の橋は、通行止めになっている。

 マニラ首都圏では、生活支援金の現金での支給が行われており、多くの生活困窮者が手続きを行った。

 飲料用アルコール類は、フィリピン全土で販売禁止となっており、各地で噴射機による消毒が実施されている。

 フィリピンでの新型コロナウィルス感染者は、前日から200人増えて6,459人。死亡者は19人増えて428人。回復者は41人増えて613人になった。
【編集 : Eula Casinillo】

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