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今、高校3年生をとにかく卒業させねば…そんな方針で大丈夫なのか! 韓国

Global News Asia 2020年5月20日 9時15分

 2020年5月20日から、高校3年生の登校が再開される。韓国の文部省は、あくまでも登校・授業に変更なく推進する計画だ。

 しかし、37,5度以上の熱のある生徒と教職員は入校してはならない。近日中にクラブでクラスター感染を起こした梨泰院などの感染発祥地を訪問している場合は、あらかじめ選別診療所を訪れないと、やはり入校できない。

 登校してみて、発熱やせきなどの疑わしい症状を見せた場合は、学校内に設けられた臨時観察所に待機させる。その上で、消防災害本部の協力で選別診療所に移動させ、措置を受けさせる。

 高校2年生以下に関しては、まだ防疫当局との話し合いを続けるという。

 なぜ、高校3年生に関しての登校を急ぐのか。2020年5月17日(日曜日)から換算すると、大学修学能力試験まで、200日を切ることになる。

 つまり、5月中に登校を始めないと、随時募集に向けた学校生活記録簿(日本における内申書)が作る素地になる1学期の中間テストが行えないということになる。

 多くの国民は、自分が罹患しては、この先の人生も台無しになるし、さらには生死の境をさまようことになるので、政府の方針に協力的だ。だが、自粛疲れはどこの国においても、いつか爆発する。自暴自棄になった民衆が訪れたのが、梨泰院のクラブだとしたら…一店舗だけでなく、カップルになったゲイ同士が他の店に別れ、感染ルートは複雑になっている。

 梨泰院に仮に高校3年生が行っていても、口を割らないだろう。

 試験日に、受験性をパトカーで送るお国柄。1年遅れにしても、長い人生で無駄になることはないのだが。
【編集 : KL】

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