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【新型コロナ】マニラ首都圏・ロックダウン(都市封鎖)、5カ月目に突入

Global News Asia 2020年7月17日 4時15分

 2020年7月16日、フィリピンでの新型コロナ感染確認者は2,498人増えて、累計61,266人になった。死亡者1,643人。回復者21,440人。現在治療中や隔離中の人は38,183人いる。

 フィリピンでの都市隔離(ロックダウン)は、全体的には初期のピーク時よりも緩やかになって来たものの、未だ感染が拡大中の地域も多い。このところ新たに感染が確認される人は倍増している。

 マニラ首都圏では、無症状や軽症の感染者は、自宅での隔離が許可されていたが、貧困層の多い地域では感染拡大率がさらに高くなっているため、強制的に政府の隔離施設に収容する方式に切り替え、感染を封じ込める作戦の実施を始めた。

 保健省の職員と警察官が、感染者の自宅を訪問し感染者の移送を行っている。強制隔離を拒絶した市民、約40人が逮捕されている。

 フィリピンマニラ首都圏の都市封鎖(ロックダウン)は、3月15日から始まり、5カ月目に突入した。期間としては、世界最長の規制だ。
【編集 : Eula Casinillo】

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