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新型コロナ感染拡大で「日本からフィリピンへの郵便! 大幅に遅延」東京―セブ・1カ月経っても届かない

Global News Asia 2020年8月14日 14時15分

 2020年8月、新型コロナウィルスの世界的な蔓延で、日本から海外への郵便事情も大きく悪化している。通常であれば1週間前後で到着していた、東京―セブ州への航空郵便も1カ月経っても届かない状況だ。

 日本郵便の追跡サイトでは、フィリピン・マニラに到着した後の荷物の状況が更新されず、辛抱強く待つしかない。

 新型コロナウィルス感染確認者の増加傾向が強いルソン島では、日本郵便 調査・広報部にフィリピンから入った連絡(8月11日)によると、マニラ首都圏、ブラカン州、カヴィテ州、ラグナ州、リサール州の地域で、小切手や医薬品以外の配達を見合わせているという。

 また、フィリピン宛て国際郵便物については、航空便の減便・運休により十分な輸送力が確保できていないことから、日本での航空会社への引き渡しまでに通常2日程度かかるところ、7日以上要しているそうだ。

 フィリピン国内の輸送力も大きく縮小されているため、さらに遅延が進みそうだ。
【編集 : Eula Casinillo】

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