高圧的な、韓国でのマスク着用義務化！ 違反者を見たら警察に通報！

　2020年8月、ソウル市で、室内・外でのマスク着用が義務化された。しかし、開始から5日間で、未直用の通報が1000件以上も警察に殺到した。

　他人がマスクしていないことを、つぶさに見て、警察に申告するって、韓国国民って、そんなに暇なの？ そこに、相手を陥れようとする虚偽の申告は全くないの？ などと心配してしまう。

　この異常的な猛暑は、韓国でも同じことだ。日本では、不特定多数の人物が密接になる、仮にスーパーマーケットなどでの義務化、マナーは当たり前だ。しかし、熱中症の心配もあり、ソーシャルディスタンスを守れている屋外での徒歩移動では、個人の判断にマスク使用は委ねられている。

　もちろん、コンビニでマスクをしていないおじさんも多いのは確かだし、かなりマスクが販売されて行きわたっている今日「子供用が手に入らない」と子供にはさせていないママも存在する。ただ、良識ある人は、スーパーの入り口で、マスクを着用している。クラスターが起こっては、まずいから。

　義務化された2020年8月24日から28日までで、未着用報告は、1280件。一日平均256件の届け出がなされている。

　そのうち、意図的である犯罪の疑いが認められる(路上でいきなりキスでもしたのだろうか)案件が41件。さらにその中の31件が刑事立件後の捜査が進められ、確定者も2人拘束された(ベロチューでもしたのだろうか)。774人に関しては、出動した警察官にマスクを着用するようにと警告されただけだ。

　新型コロナは、すでに第二波に入っている。韓国政府と医師会との対立は激しく、医師は、政府の待遇などを理由にまたストを行う。マスク狩りを行う前に、まず、いかにしたらコロナを撲滅することができるかが先決ではないだろうか。もう少し真面な大統領なら、ここまでハチャメチャにならなかったかもしれない。
【編集 : fa】