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コロナ禍の中、オープンした5つ星ホテル アンバーカンポット

Global News Asia 2020年10月2日 10時30分

 2020年10月2日、カンボジアの首都プノペンから南西に下り、海にぶち当たると見えてくるカンボジアのリゾート地のカンポットに、日本人オーナーがオープンした全室プール付きのヴィラ式のホテル。

 カンポットはカンボジアで数少ない自然豊かなリゾート地として有名で、フランス植民地時代には、政府高官や富裕層の避暑地として栄えた。

 海、川、山に囲まれ、フランス植民地時代の建造物で溢れるカンポットは、蟹やロブスターを中心としたシーフードや胡椒が有名。
 
 プノンペンから2時間30分~3時間でアクセスできるので、東京から箱根、大阪から白浜のように週末の旅先として人気を上げており、コロナ禍で海外旅行に行けない現地富裕層や駐在員で、アンバーカンポットは、9月7日のオープン当初から反響を呼んでいる。

 日本人経営に、ソフィテルなどでキャリアを積み5カ国語を操るインドネシア人の支配人、カンボジアトップのフレンチレストランとして著名なTopazでキャリアを経たシェフ、そして、カンボジアで誰もが知っている一流カンボジア料理店Malisやパークハイアットで長年ソムリエ兼、F&Bマネージャーを務めた人材を揃えた、カンポットで初の5つ星リゾートだ。

 門を入り、1.5ヘクタールの庭園と散在する池沿いの道をくぐりねけ、メインロビーのある建物へ入るとその向こうには プレックカンポン カンダル川が広がり、左手にはインフィニティプール、対岸には県庁舎、美術館の立ち並ぶカンポットの中心街が広がる。川沿いには桟橋があり、遊覧船のサービスも行う予定で、バーベキューや子どもが遊べる白砂で埋め尽くされたビーチも登場するとのことだ。

 メインロビー右手にはレストランがあり、一流シェフによるカンポットクラブを始めとした、クメール・フレンチ料理を川を臨みながら楽しめる。

 そこから庭園を周り込み点在するヴィラへと向かう。緑豊かな敷地内に建てられたヴィラは25棟あり、プール付きの各部屋は、それぞれ独立しており、1ベッドルームが100平米、2ベッドルームは220平米と、ゆっくりと滞在することができる。

 ドアを開けると目の前にある中庭が迎え入れ、右手にバスルーム、左手にベッドルームが広がり、太陽がいっぱいの開放感を感じる。朝起きると庭側、中庭側からベッドに差し込む光がまるで草原の真ん中にベッドを置いて太陽を独り占めするかの様な爽快感を醸し出す。

 プライバシーを考慮に入れ、各部屋に付いているプールも日光浴には最適だ。各ヴィラに設置された50インチのテレビには、日本のテレビ番組もリアルタイムで視聴ができ、最新の日本映画もスマートテレビで楽しめる。
 
 現在はコロナ禍で国内旅行者が対象になっているが、英語、フランス語、ドイツ語、日本語も対応するスタッフがいるので、安心のおもてなしは間違い無いだろう。
【編集 : RO】

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