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録画ならば録画とテロップ打たなきゃ! 文在寅の失敗ー側近も間が抜けている

Global News Asia 2020年10月5日 6時0分

 2020年9月23日、韓国の文在寅大統領の「終戦宣言」の国連演説が放送された。それは、朝鮮半島が平和であり、もう北朝鮮と戦ういわれも、お互いの国を傷つけるいわれもないことを力説したものだった。

 とっくに朝鮮戦争そのものは、事実上終焉を迎えている。しかし、北朝鮮と韓国は、相変わらず相いれない。北朝鮮は自国に、韓国の干渉や恩義せがましい行為をするなと常々表明しており、南北の連絡所も爆破してしまった。もう話したくもないのだ。しかし、文政権になってからの韓国は、北朝鮮との融和外交をやたらと押し付けている。北朝鮮と言う同胞から自立できないでいる。

 なのに「終戦宣言」とは、どちらの国が勝ったのか負けたのか。白黒つけたくなるような発言だった。

 しかし、この23日の放送の前。21日韓国海洋水産部の公務員が、韓国北西部の延坪島近くの海上で、北朝鮮行きを試み、北朝鮮側の銃撃により死亡していた。

 この公務員がどのような意図で、北朝鮮に渡ろうとしていたかは不明だが、同胞を銃撃するような国と「終戦宣言」を行っていい状態だったのか。

 青瓦台の関係者は、国連演説は15日に録画され、18日には国連に発送済みで、修正も取り消しもできなかったと言い訳を述べている。では、演説そのものをドタキャンすれば済む話ではないか。

 人が一人死んでいるのだ。殺されたのだ。なにが終戦だ。

 文大統領は「終戦宣言」に対して国際社会の支持を要求した。しかし、一人とは言え、国民が死んでいる事実の前では「不適切」と世界各国から批判されている。

 録画だったら、そのロスタイムに、不測の事態が起こっても大丈夫なような言葉選びが必要だった。それができない文氏を大統領にした悲劇の一端でもある。
【編集 : fa】

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