Infoseek 楽天

誰に消されたのか…検察捜査中に自殺される 韓国

Global News Asia 2020年12月17日 9時0分

 2020年12月、韓国民主党代表の側近が、検察の取り調べ直後に死亡した。どこの国でもよくある、トカゲのしっぽ切りかもしれない。口封じの誰かが動いているかもしれない。この死亡は、自殺と言うことになっているが、真実は誰にもわからない。

 この側近は、たった76万ウォン(約7万2900円)の収賄容疑で、ソウル中央地検で取り調べを受けた。任意の取り調べだったのだろうか。それとも自殺を仕向けるためだったのだろうか。夕食に出かけた後に連絡が途絶え、翌日検察近くで死亡しているのが発見されたのだ。

 韓国でも、捜査を受けている被疑者の自殺が多い。しかし、実質的な対策はなく、放置されたままだ。

 この収賄は一部にしかすぎず、代表が全羅南道知事だった時代に、企業から金品を受け取っていたともされる。側近に過ぎない男性に、どんな実権があり、企業に営利を与えることができるだろう。別件逮捕であり、圧迫や強圧的な調査をされていたとも言われる。検察はもちろん否定している。

 この1年にも、重大事件関係者が、取り調べの途中で4人が自殺している。検察は「検察捜査中の自殺事件の処理及び対応システムの構築」など対策を練っていると言う。しかし、自殺によって、事件の解明無きままに、真相調査には至っていない。

 韓国人は、自殺が最高の解決策だと一番先に思い浮かぶ民族だ。検察にも調査はするものの、結果が判明するとまずいなにかがあるのではないだろうか。任意であっても容疑者に自由な時間を与えてはいけないということを、何人自殺者を出したらわかるのだろうか。

 同じ民族であるから、自殺する可能性は誰もがわかっている。韓国で真実が判明することは、本当にないのかもしれない。
【編集 : fa】

この記事の関連ニュース