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文韓国大統領「K」の文字にはまる『新たなムーブメントは作れるのか』

Global News Asia 2020年12月22日 5時0分

 2020年12月、このところ韓国の文在寅大統領は、いろんなものの先頭に「K」の文字を付けている。例えば、11月17日の国務会議で付けていたマスクには「K清廉、約束します」と。

 Kは、韓国の「K」であり、Koreaの「K」だ。K-POPなどのように、韓国のものを示すときに使う。いや、韓国特有を強調する時に頭につける接頭語でもある。

 清廉という言葉をとれば、その意味は、性質と品格、品行が高く清潔で欲がない、だ。あえて、Kを付けるとするならば、韓国式清廉の定義を作らねばならないのに。

 11月の1カ月だけを取ってみても、公式の場で「K」をあえて付けたと思われる単語を19回話している。「K防疫」は15回使用された。「Kニューディール委員会や「Kニューディール本部」にも使っている。「Kバイオ」も「Kコンテンツ」も使った。文化体育観光部が作成した「Kウェブトゥーン・マスク」も着けている。

 自身のFacebookには、「BTS兵役延期が、K韓流の世界化だ」とも書き込んでいる。韓流は、英語で「Korean wave」なので、「K韓流」になってしまう強調さなのだ。そのうち「K大韓民国」や「K韓国人」「Kキムチ」「Kコリア」など強調単語ばかりが流布するだろう。なぜなら、大統領の意向を受けて、マスコミやネットでも「K新造語」を乱発し始めているからだ。韓国だけの不条理な習慣や文化、特性の場合に「K」をとりあえず付けてみる…「K従軍慰安婦」「K徴用工」になるんだろう。「K逮捕」「K自殺」も可能か。

 文大統領が、Kを強調することで、ニューウェーブを作ろうとしている。2021年、それは、世界的に定着するのだろうか。まあ、Kがつくものを避ける目印になるのはいいのかもしれない。
【編集 : fa】

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