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フィリピン10代の妊婦削減対策を優先

Global News Asia 2021年2月10日 6時0分

 2021年2月、新型コロナ感染防止のため、スティホームが長期間実行されたフィリピンでは、妊婦が増加しベビーブームが起きている。10代の母親から生まれるベビーが多い。

 極端な例として、2000年には15歳以下の少女の出産は755人だったが、毎年増加し、2019年には15歳以下の少女2,411人が出産している。2018年比較で7パーセント増になった。2020年、2021年、さらに15歳以下の出産は増加すると見られている。

 フィリピン政府は、この状況を深刻に受け止め、10代の妊娠出産を削減するため啓発活動を展開することを決めた。

 15歳以下の出産の多い地域は、中央ビサヤ、北ミンダナオ、ダバオ、セブ。

 フィリピンでは、貧困状況が厳しいほど、多くのベビーが誕生し、十分な教育機会に恵まれないことで、負のスパイラルが続くことが社会問題化されている。
【編集 : Eula Casinio】

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