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ミス・スプラナショナル(Miss Supranational)世界大会に向け準備中、園田 悠希さん

Global News Asia 2021年3月1日 11時0分

 2024年6月、日本では下火になっているミスコンテスト。世界3大ミス・コンテストの一つとも言われるミス・スプラナショナル(Miss Supranational) 2024の日本代表になった園田 悠希さん。7月6日にポーランドで行われるMiss Supranational世界大会に向け準備中だ。

 ミス・スプラナショナルは、美しさだけではなく、自己表現や教養、社会的な貢献度など、総合的な要素で評価される。園田 悠希さん(フィリピン人の母と日本人の父を持つ)に話を聞いた。

 『今から勝負は始まっている!! 世界大会の本番前には、下記のような対決があり、この対決で優勝すると、自動的にTOP24に入ることができるのです。

【TOP24に入るための対決】
・Supra Fan-Vote(スプラファン投票)
・Supra Model of the Year(スプラモデルオブザイヤー)
・Miss Supra Influencer(ミススプラインフルエンサー)
・Supra Chat(スプラチャット)

もう既にSupra Chatが始まっています。
Miss Supranationalのアプリがあるので皆さん、アプリをダウンロードして、私の応援をお願いします!! 

大会本番前の事前審査でTOP24が決められるので、大会本番はTOP24の発表からプログラムが始まります。

TOP24に入った各国代表者が下記の審査項目に進むことができ、ステージパフォーマンスをすることができます。

下記審査の評価で世界の優勝者が決定します。
・ドレス審査・デザイナーに0からオリジナルドレスを作ってもらっています。出来上がりが楽しみです。
・水着審査・水着も私の体にあったラインの水着をオリジナルでデザイナーに依頼してます。
・スピーチ審査・まだお題が出てないのですが、大会前にはテーマが指示されるので、自分で考えてスピーチを披露します。私は、得意の英語でスピーチする予定です。
・Q&A審査は私がとっても緊張する審査項目になります。その場で質問をされて回答するのです。日本大会でもQ&Aが一番心配でしたが、世界大会では世界中の視聴者がリアルタイムで見ているので、とても緊張します。ですので想定問答をたくさん練習して、皆さんに私のメッセージが伝えられると良いな。と思っています。』

 Miss Supranational 2024世界優勝したばあいの賞金は、US$50,000。この賞金を獲得したら何に使いますか?

 『これまで好きな物を食べずにミスコンの為に努力してきたので、大会が終わったら、たくさん好きなものを食べたいです。特に「伝説のすた丼」笑。私は意外と肉食なのです! その他には、"健康に関わる"財団を作りたいです。数年前に卵巣嚢腫による手術を経験しました。これまで私は重い病気になったことが無くて、自分は健康な人だ。と思っていたのですが、急にお腹が痛くなって救急車で運ばれました。検査をしてみると、卵巣に嚢種が見つかりました。手術をして無事に回復することができたのですが、その時は不安で、夢なんて追っている場合じゃなくなりました。だから私は今夢に向かって、努力できていることが本当に幸せなのです。この経験を通して、改めて「健康の大事さ。」に気づきました。特に女性の病気は社会保険で適用される健康診断だけでは気づきません。女性特有の疾患を検査できる「婦人科検診や乳がん検査」が大事なのです。世界で優勝したら健康の大切さ。を世界に発信し、病気でも努力すれば光が見えること。諦めないこと。を伝えるために財団を作りたいと思っています。』

 世界大会の準備は何をしていますか?

 『ミスコン大国であるフィリピンで、ウォーキング・スピーチ・Q&Aの練習、そして世界大会の期間中に着るファッションや本番のドレスなどを、スタイリストやデザイナーと話して決めています。また、4年前に出会った財団「Kythe Foundation」がフィリピンにあって、ボランティア活動をしています。フィリピンのファストフード「Jollibee(ジョリビー)」を200個ぐらい買って、一人ずつに配って、子供たちと遊んだり話したりしました。この財団は、多くの病院と提携していて、病気の子供達やその家族を支援しています。主に重病の子供たちへの治療や入院中の生活の質を向上させるためのプログラムを行っています。幼くして癌になって入院している子供もいたりするんです。でも子供たちはすごく前向きに生活していました。逆にいつも元気をもらえています。』

 世界で優勝するために必要なこととは?

 『外見や内見の美しさは勿論必要ですが、責任感があって、世界中の人々にどのような影響を与えられるか考え、行動できるような人が世界一に相応しいと思っています。私は10歳の頃に日本へ来たのですが、当時日本語が全く話せませんでした。学校でとても苦労して、何度も挫折しそうになったけど、勇気をもらっていたのがテレビだった。
辛いことがあってもテレビを見て勇気を出して、乗り越える。これまでエンタメを通して、勇気づけられてきたので、次は私がエンターテイナーとなって、一人でも多くの人を勇気づけたい。だから私はチャレンジし続けます。』
【編集 : Eula Casinillo】

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