2021年4月、ルアンパバン国王が凧上げに建てた別邸 La residence phou vao Belmond hotel。
元は、1970年、王族が凧上げを楽しむ為に建築を開始されたと言う国王別邸。phou vao とはラオス語で凧上げを意味し、またこのホテルのある前の道もphou vao通りと命名されている。
フランスとラオスの建築のブレンド様式で木をふんだんに使った美しい建築物で5年越しの工事の途中から内戦による政権の交代が行われた。それにより王国から共産主義国となった。
私がアメリカで暮らしていた時に知り合い、ラオスに来るきっかけになったラオス人の友人がいるが、彼もまたその年に、メコン川をタイ側に渡りアメリカへ亡命したが、妹と母親の手を取りながらメコン側を渡る時に銃弾がすぐ横を走ったと言う。今の穏やかなラオス人を見ていると想像し難い部分ではある。
その後、1975年の終わりにはこの建物は共産主義で内戦勝利したパテートラオに渡り、主にロシアからの主賓歓迎に使われていたと言う。
その後ホテルに代り、1980年代にもリノベーションを繰り返されてきたが、1991年にはユネスコ世界遺産に登録され、世界遺産の中のホテルとして有名になった。
2006年にはラオス初のガーデンスパができ、静かなガーデンに小鳥のさえずりを聴きながらのマッサージは定評だ。
2014年にはイタリアのベネツィアのホテルチェーンのベルモンド に名前を変え、国際レベルのサービスを可能にしており、粗相のないおもてなしのレベルは日本のマニュアル棒読みサービスのレベルを遥かに超えている。気さくなマネージャーのサイさんは朝食時に一緒に座り、色んな話を聞かせてくれた。
ホテル到着時には ロビーのソファへ案内され、ルアンパバンの特産物の川苔、筍、キノコのお菓子とタマリンドのドリンクで喉を潤しながらのチェックイン。
夜には炭火暖炉際で串にさし、焼きマシュマロも楽しめる。昼間はプールサイドで寛いでいると、ベリージュースを提供してくれたり、部屋のターンダウンサービスには足りないバス用品などもリフィルしてくれ、テーブルには毎日違ったお菓子やクッキーなどを用意してくれている。ボトルウォーターも洗面所に2本、ベッドサイドにそれぞれ1本づつ、冷蔵庫前に2本足しておいてくれる。
朝食にも手がかかっており、オムレツも今まで食べた事の無い味付けと食感に驚かされる。チーズ類もバラエティに飛んでおり、特にここのブルーチーズは絶品だった。ビュッフェ朝食でこのコリ用は驚くばかりだ。
またルアンパバンはカオソイと言うこの地方の地元料理でも有名で、私の様にカオソイ巡りをする旅行者も少なく無いが、ここのビュッフェで出されるカオソイは絶品で、この為に宿泊しても価値があるかも知れない。
ボートでの朝食、昼食、夕食クルーズも用意され、サンセットディナーもオシャレなほどこしを受けるであろう。お寺の行事なども行われ、お坊さんの宅拝も見れる時がある。
2019年にはLVMH moët Hennessy Louis Vuittonがベルモンド ホテル チェーンを買収し、そのレベルは枠を超えたと言っても過言では無い。
国王が選んだこの地は凧上げに良い場所という事もあり高台に位置し、ルアンパバン一番の観光地であるプーシーの丘を見下ろせるのも優越感があって良い。
【編集 : SN】
元は、1970年、王族が凧上げを楽しむ為に建築を開始されたと言う国王別邸。phou vao とはラオス語で凧上げを意味し、またこのホテルのある前の道もphou vao通りと命名されている。
フランスとラオスの建築のブレンド様式で木をふんだんに使った美しい建築物で5年越しの工事の途中から内戦による政権の交代が行われた。それにより王国から共産主義国となった。
私がアメリカで暮らしていた時に知り合い、ラオスに来るきっかけになったラオス人の友人がいるが、彼もまたその年に、メコン川をタイ側に渡りアメリカへ亡命したが、妹と母親の手を取りながらメコン側を渡る時に銃弾がすぐ横を走ったと言う。今の穏やかなラオス人を見ていると想像し難い部分ではある。
その後、1975年の終わりにはこの建物は共産主義で内戦勝利したパテートラオに渡り、主にロシアからの主賓歓迎に使われていたと言う。
その後ホテルに代り、1980年代にもリノベーションを繰り返されてきたが、1991年にはユネスコ世界遺産に登録され、世界遺産の中のホテルとして有名になった。
2006年にはラオス初のガーデンスパができ、静かなガーデンに小鳥のさえずりを聴きながらのマッサージは定評だ。
2014年にはイタリアのベネツィアのホテルチェーンのベルモンド に名前を変え、国際レベルのサービスを可能にしており、粗相のないおもてなしのレベルは日本のマニュアル棒読みサービスのレベルを遥かに超えている。気さくなマネージャーのサイさんは朝食時に一緒に座り、色んな話を聞かせてくれた。
ホテル到着時には ロビーのソファへ案内され、ルアンパバンの特産物の川苔、筍、キノコのお菓子とタマリンドのドリンクで喉を潤しながらのチェックイン。
夜には炭火暖炉際で串にさし、焼きマシュマロも楽しめる。昼間はプールサイドで寛いでいると、ベリージュースを提供してくれたり、部屋のターンダウンサービスには足りないバス用品などもリフィルしてくれ、テーブルには毎日違ったお菓子やクッキーなどを用意してくれている。ボトルウォーターも洗面所に2本、ベッドサイドにそれぞれ1本づつ、冷蔵庫前に2本足しておいてくれる。
朝食にも手がかかっており、オムレツも今まで食べた事の無い味付けと食感に驚かされる。チーズ類もバラエティに飛んでおり、特にここのブルーチーズは絶品だった。ビュッフェ朝食でこのコリ用は驚くばかりだ。
またルアンパバンはカオソイと言うこの地方の地元料理でも有名で、私の様にカオソイ巡りをする旅行者も少なく無いが、ここのビュッフェで出されるカオソイは絶品で、この為に宿泊しても価値があるかも知れない。
ボートでの朝食、昼食、夕食クルーズも用意され、サンセットディナーもオシャレなほどこしを受けるであろう。お寺の行事なども行われ、お坊さんの宅拝も見れる時がある。
2019年にはLVMH moët Hennessy Louis Vuittonがベルモンド ホテル チェーンを買収し、そのレベルは枠を超えたと言っても過言では無い。
国王が選んだこの地は凧上げに良い場所という事もあり高台に位置し、ルアンパバン一番の観光地であるプーシーの丘を見下ろせるのも優越感があって良い。
【編集 : SN】