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【タイ】ハーバード大出身のイケメン「10,000mタイ代表キーラン選手」が話題

Global News Asia 2021年8月5日 6時0分

 2021年8月4日、東京オリンピック2020の10,000メートルに出場したタイ代表キーラン・トゥンティバト選手は、そのイケメンぶりと文武両道の才能、そして溢れる祖国愛だとしてタイのメディアが取り上げている。

 タイ人の父親とアメリカ人の母親の間に生まれたキーラン選手は、10,000メートルでタイの国内記録を保持している。今大会では、25人中3人しかいないアジア勢(ほか二人は日本人選手)でもある。また、24歳でハーバード大学を卒業したほどの文武両道ということで注目されている。ちなみに、これまでのところ唯一のタイ人メダリスト、女子テコンドーのパニパック・ウォンパタナキット選手もチュラロンコン大学の才媛だ。

 タイを含むアセアンでは熱帯気候の影響もあり、陸上競技では不毛の地と思われている。かの猫ひろし氏がカンボジア代表としてマラソンに挑戦するが、いずれも世界レベルで戦える環境には程遠いようだ。そんな中、キーラン選手は自分の存在がタイの将来において礎となって欲しいと願っている。

 「今回、この競技でタイからは初めての代表として出場できたことは、大きな誇りであると共に、非常にたくさんのタイからの応援とサポートに感謝しています。今回の結果にかかわらず、この経験はタイ陸上界にとって大きな意味を持つと思います。暑いタイでは、陸上競技は難しい面が多いのですが、有名歌手たちがチャリティーランをするなど、近年では健康ブームの中で市民ランナーも増えています。自分のこの体験を将来に渡って伝えていきたいです」
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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