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【コラム】QRコードで「バーチャル少女像を世界に広めよう」ピントのズレた、自画自賛・韓国メディア

Global News Asia 2021年8月20日 7時0分

 2021年8月、QRコードは、日本人が開発したという事実をご存知だろうか。1994年に自動車部品メーカーのデンソーは発明したマトリックス型二次元コードだ。高速読み取りを目的にしている。つまり、細かな部品が多い自動車部品工場や配送センターなどで、自動補給などでの利用目的に開発されている。開発してみて、誤り検出訂正の能力が高いことが判明した。

 QRコードは使える。各所で使うことで、世の中を便利にしよう。そう考える日本人はとても太っ腹な民族だ。特許権をオープンにした(この点は、即席ラーメンの特許をオープンにした会社と似ている)。
どんな国で使われようと、世の中が便利になるならそれもよい。

 繰り返し書くが、特許権者は、デンソーウェーブ、日本の会社だ。2014年には、欧州特許庁が付与する欧州発明家賞を日本人としてはじめて受賞しているので、どこぞの国が、実はうちの血の入った開発員の功績ですなどとは言えない。

 さて。ドイツ在住の韓国人が、QRコードを使って「バーチャル少女像」を開発したと韓国のマスコミは報じている…開発じゃない。一つのQRコードを作っただけではないのか。

「QRコードを開くことによって、どのような場所にこそ少女像が必要なのかを考えることができる。自分の開発によって、世界平和につながれば素晴らしいことだ」。自画自賛している。

 さらに…「日本の妨害から避けるため」という大きな目的も吐露した。2バージョンあるそうだ。QRコードは、重ねて書くが、もう27年前に日本が開発したものだ。

 日本の妨害から避けるならば、日本が開発したQRコードを使うな。それだけ言っておく。
【編集 : fa】

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