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【タイ】スワンナプーム空港への新たなアクセス計画が始動

Global News Asia 2021年9月11日 8時0分

 2021年9月10日、スワンナプーム国際空港と都心を結ぶ、新たな交通機関の実現に向けた動きが始まっている。

 バンコク都庁(BMA)は、バンコク東部のバンナー交差点とバンコク東郊のスワンナプーム国際空港を結ぶライトレールトランジット(LRT)整備計画の実施に向けて、今年6月から官民連携事業での実施に向けた調査が行われている。今後投資分析調査の実施と、内閣への事業承認を提案する予定。計画では2029年中の開業とされている。

 同計画では、第一期としてバンコク国際貿易展示センター(BITEC)至近のバンナー駅からタナシティ駅までの12駅、14.6キロ区間。第二期として、タナシティ駅からスワンナプーム国際空港(南ターミナル)までの2駅、5.1キロ区間を整備する。また、BTSグリーンラインのバンナー駅との間、約150mをスカイウォークで連結。また、MRTイエローライン(モノレール)ともワット・シーイアム駅で乗り換えができる。

 こうしたLRT建設計画は地方でも進められており、観光地プーケットでは島を縦断する路線を2026年開業の予定で建設が始められている。また、北部チェンマイでも複数の路線について検討されているほか、東北部のコンケーンでは、広島電鉄から寄贈された車両で走行試験が行われたこともあり、市内を南北を縦断する路線が計画されている。
【編集 : KK】

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