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【コラム】韓国・支援者行動の不思議! キレイ好きなのか?

Global News Asia 2021年9月24日 5時0分

 すごく最近の出来事に思うけれど、あれはコロナ前の2019年だった…韓国のチョ・ググ、玉ねぎ男問題。ある意味、コロナ前で国民はよかったと思うし、本人も忘れ去ってくれだったので本望だろう。

 ただ、彼には、猛烈なファンというか押ししてくれる人というか、いまだに根強い支援者がいる。

 2021年9月、彼は、娘の入試不正事件の裁判のために、ソウル中央地裁に出廷した。自分で自家用車を運転して。彼が降りるやいなや、支援者たちが車に近づいた。ファンだから、サインを求めに? 。

 違う。近寄った支援者たちは、持参の洗車液を掛け、マイクロファイバーのタオルで、洗車を始めた。正式には洗ってはいないから、拭き掃除か。車のフロントとガラス窓、ホイールやボンネットまで、くまなく。

 通常、日本では大きな裁判所は大きくなるほど、警備の強化がされ、車は所定の駐車場に置かねばならない(駐車場のあまりない裁判所もある)。つまり、入り口でそんなことをしていたら、注意を受ける。だが、チョ・ググ氏の支援者の車清掃は、今や恒例となっており、今回がはじめてではない。

 「私たちには力がありません。ただの一般市民です。できることを黙々として応援しているだけです」と、支援者は語る。チョ・ググ氏は、街のスタンドのコイン洗車機に入る時間も惜しいくらい忙しいらしい。

 応援に関しては、その人ができること思いつくことで構わないだろう。しかし、裁判所に来た都度、車の清掃をする支援者って。これが、K応援のモデルなのかもしれない。お疲れ様です。
【編集 : fa】

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