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【タイ】バンコク・チェンマイなど5県の先行開国は、11月に延期へ

Global News Asia 2021年9月23日 3時0分

 2021年9月22日、タイ新型コロナ状況管理センター(CCSA)は、10月1日から予定されている主要観光地でのワクチン接種済み外国人旅行者の隔離無しでの受け入れを、11月1日以降に延期する考えを示した。

 タイ政府は当初10月1日から、バンコク、チェンマイとチョンブリー、プラチュワップキーリーカン、ペチャブリーの一部地域で、隔離検疫なしで観光客を受け入れるサンドボックス第3段階を始める予定だった。タイメディアでは、予定通りに開放する動きが伝えられていたが、バンコク都知事は今の段階ではできないと否定していた。

 そして、CCSA局長チャウェートサン ナームワート博士が、タイ国民のワクチン2回の接種率が対象5県の地域内で70%に達するのを待ってから開放する可能性があると述べたほか、タイ国政府観光庁も延期の可能性があることを明らかにした。

 しかし、各県ごとの接種率を見ると11月1日にも間に合うのか疑問の声も上がっており、また住民たちからの不安の声も小さくない。経済の再開を急ぎたいタイ政府による判断に注目が集まっている。

9月22日時点のワクチン2回の接種率は以下の通り
 バンコク 43.06%
 チョンブリー 27.57%
 チェンマイ 18.85%
 プラチュアブキーリカーン 29.38%
 ペチャブリー 31.76%
 タイ全土 24.4%
【編集 : KK】

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