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【コラム】結局、盗品は自分のものにするわけね? 韓国

Global News Asia 2021年9月30日 6時0分

 2012年10月、日本国の対馬にある観音寺から仏像が盗まれた。犯人は、韓国人。韓国文化財窃盗団というまるで公共団体のような名称を持つ泥棒だ。

 この仏像は、高麗国瑞州(瑞山)という記録はあるが、それが何を意味するのかは分からない。瑞州で作られたのか、瑞州のどこかの所有だったのか。だれもなにもわからない。さらい言えば、高麗国は、独立した高麗国であって、イコール現代の韓国ではない。たまたま高麗国のあった場所近辺に、韓国が今位置しているだけとも言える。

 窃盗にあったのが、日本国の寺院なのに、だ。瑞山市の浮石寺が、韓国政府を相手取って、有体動産引渡控訴を行っている。韓国の裁判所は、浮石寺の所有権を昨年11月に認めている、不思議な話だ。

 窃盗団は、密輸入という手段を取らず、堂々と釜山港の通関を「贋作の仏像」として通した。わざわざ鑑定委員まで頼んでいる。偽物を盗んだのだから、罪にはならないという論理だ。浮石寺では、本物だと主張し続けている。1330年に寺が仏像を作り、仏像が製作された目的の書付で像の中に保管している文書があると。本当にそんな文書があるならば、仏像を解体しなければならない。それは、現在大田国立文化財研究所に保管されている以上、解体は無理だ。

 裁判所は、この仏像の真贋を問わないとした。

 ちょっと待て。盗品である仏像は、日本国の寺から盗まれたものだぞ。日本国に渡ってきた経過はわからないが、現実に日本国にあったもので、観音寺は返還を要求している。これは、国際的に「返還すべき」案件ではないのか。

 どうして盗品が、韓国の寺に行く、あるいは、このまま文化財として政府所有という在韓になるのか、通常の頭では理解できない。

 韓国には立派な言葉がある。「お前の物は俺の物、俺の物は俺の物」。裁判を長期化させる前に、即時、観音寺に返せ、泥棒め。
【編集 : fa】

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