フィリピン観光省・グローバルキャンペーン「もっと楽しいフィリピンがお待ちしています」

　2021年10月、フィリピン観光省は、海外からの観光客誘致に向けて「グローバルキャンペーン・もっと楽しいフィリピンがお待ちしています(More Fun Awaits)」を発表した。

　フィリピン観光省・東京支局ジェニファー山本さんによると『コロナウィルス感染症の世界的拡大により、各国の国境が閉鎖され観光渡航が休止状況に陥っています。その脅威も収束に向かっています。

　このキャンペーンは世界からの観光客誘致に向けて、フィリピンの観光地のアピールだけではなく、観光省が行っているさまざまな施策、コロナウィルス対策、そして、地方自治体とともに開発した新しい日常における観光商品をお伝えするものです。

　ビーチデスティネーションとして知られているフィリピンですが、それに加えて、ダイビング、バイクツアー、ファーム/フードツーリズム、ハイキング、野外博物館のようなアウトドアアクティビティや換気の良い場所で楽しめるアクティビティにスポットライトを当てています。

　プヤット観光大臣は「More Fun Awaits」キャンペーンは、国内旅行の推進や、外国人旅行者が次回の旅行をフィリピンに向けるための情報を提供します。観光をすることは単なる個人的な体験にとどまるものではなく、それが楽しいものでコミュニティがその中心にあるものです。More Fun Awaitsキャンペーンを通じて、フィリピンを訪れる旅行者の安全と福祉を優先していることを伝えたいと考えています。多くの観光施設が世界の安全基準に準拠しており、観光労働者の大部分がすでにワクチン接種されています。」と述べています。

　WTTCセーフトラベルスタンプを3つの地元の観光地(バギオ市、ボラカイ島、イロコスノルテ)と全国の200のDOT認定宿泊施設に発行しました。WTTCセーフトラベルスタンプは、旅行者が世界的な健康標準プロトコルを採用している政府や企業を認識するための世界初の安全衛生認定スタンプです。

　国のさまざまな地域で観光労働者のワクチン接種が進んでおり、現在全国の観光労働者の54％がワクチン接種を受けています。国のゲートウェイであるメトロマニラにおけるDOT認定ホテルの従業員の99％、そして、レストランの従業員94％はすでにワクチン接種済みです。』

【編集 : Eula Casinillo】