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中国不動産バブル確実に崩壊「経営危機の中国恒大集団、破綻カウントダウン」

Global News Asia 2021年10月19日 7時30分

 2021年10月、経営危機が叫ばれていた、中国恒大集団の破綻は避けられない。資産売却交渉は難航。負債総額は1兆9700億人民元(約33兆5,000億円)と見られていたが、不動産価格の暴落でさらに負債額は増えそうで、本当のボリュームは誰にも分からない。米ドル建て債券の23日の利払いが履行されなければ、デフォルトが認定される。

 専門家は「巨大な恒大集団崩壊は、どうにもなりません。建設がストップしている現場では、多くの建設作業員や清掃員から、賃金未払いの悲鳴が届いています。中国では良くあることで、倒産する工場の経営者が、従業員に賃金を支払わず逃げるのが普通なのです。

中央銀行総裁は、恒大集団の解体・収束に自信を見せていますが、中国の体制では弱気を見せることは悪で、常に強気発言することが求められるからです。内心は震えているでしょう。

中国国内向けの債権の利払いや償還は最優先で、米ドル建ては放置するのではとの見方が広がっています。

不動産価格は、必ず上昇すると信じさせられた一般の情報弱者の国民が、2軒目、3軒目のマンションを購入。転売して利ザヤを稼ごうとしましたが、参入が遅かった人々がババを引く結果に終わります。住宅ローンが支払えず、今住んでいる1軒目のマンションを奪わられることもありそうです。

国民の不満が中央政府に向かわないように、地方政府に指示を出しています。しかし、不動産暴落の拍車は止まりません」と話す。
【編集 : af】

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