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【コラム】厚生年金を取り戻すことは、正社員待遇になるー韓国

Global News Asia 2021年12月24日 13時45分

 2021年12月。韓国にも真っ正直な人がいたという奇跡が起こったのか、後先のことが読めない残念ないつもの韓国人じゃない方の人が現れたのか。そんな判例が出てしまった。

 日本でも、「消えた年金問題」は根深い。筆者の母親も、掛け金が300円当時に納めていたということで、かれこれ30年以上調べてもらっている(当該国家機関職員が、同級生なので特に念入りに調べてくれた)が、1円たりとも見つかってはいない。本人がどのように納めたかも把握していないし、結婚までの数年間で納めた総額は1万円にもならないだろう~結婚後は未納付。そういう納付義務を怠った人はもらえなくって仕方ない。日本人でも、消えた年金の行方が追い切れていないのだ。

 しかし、そこは韓国人、執念が違う。91歳の韓国人が、まだ14~15歳の1944年から45年にかけて、三菱重工業に勤務した。彼は。強制労働を主張している。ただ、強制労働ばかりを主張していては、生前にウォンを手にすることができないと思ったのだろう。

 6月に、支援団体を通じて、日本年金機構に問い合わせた。もちろんなかった。しかし、彼は、厚生年金の加入記録、年金番号を記録していた。日本の女性国会議員に再調査を依頼した。11カ月間加入していたことが認められた。

 年金脱会手当てにすると「99円」だ。受取は、本人以外はできない。貨幣価値の変遷を加えてくれとも主張しているが、99円は、99円。彼は、日本政府に謝罪も要求しているが、韓国にとって謝罪とはお金を払えだ。読者の皆さんにはおなじみのお約束事。

 しかし、厚生年金を11カ月にしてもかけていたことは、正社員としての待遇を受けていたと言うことである。つまり正社員は、望んだ者しかなれないから、強制労働ではないということだ。望んで労働しにきたものに、謝罪の必要はない。ブラック企業という言葉のない、昭和20年当時に関しては。

 彼は、99円を、渡航費や滞在費、お供の費用を自腹で払っても、取りに来るとしている。
【編集 : fa】

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