2014年8月4日、バンコク株式市場で、タイの鶏肉大手GFPTの株価は、過去最高値を更新し一時15,80バーツまで買われた。5日の取引は、始値15,80バーツで、15.80~15.50で取引されている。
日本マクドナルド が中国で製造された鶏肉製品の輸入を中止して、鶏肉製品をタイ製(供給量の問題で一部ブラジル)に切り替える事を発表したことで、この動きが広まるのではないかとの見方が一段と強まり、買い注文が一気に増えた。
バンコクのKTZMICO証券・日本語対応窓口のチャリター氏によると、GFPTは、今年下期にマクドナルドから調理済み鶏肉商品を月200トン受注するとの見通しで、今後4年間に年8億―10億バーツを投資して、2018年までにニワトリの飼育数を現在の25万羽から35万羽に増やす予定。また、豚肉製品も供給するという。
毒入り餃子事件発生以前の水準まで、中国から日本への食品の輸出は回復していたが、中国上海市の食品会社「上海福喜食品」事件で、中国の食に関する信頼の復活は不可能で、中国離れが大きく進みタイから日本への輸出が増大するだろうとみている。
【編集 : 安麻比呂】
日本マクドナルド が中国で製造された鶏肉製品の輸入を中止して、鶏肉製品をタイ製(供給量の問題で一部ブラジル)に切り替える事を発表したことで、この動きが広まるのではないかとの見方が一段と強まり、買い注文が一気に増えた。
バンコクのKTZMICO証券・日本語対応窓口のチャリター氏によると、GFPTは、今年下期にマクドナルドから調理済み鶏肉商品を月200トン受注するとの見通しで、今後4年間に年8億―10億バーツを投資して、2018年までにニワトリの飼育数を現在の25万羽から35万羽に増やす予定。また、豚肉製品も供給するという。
毒入り餃子事件発生以前の水準まで、中国から日本への食品の輸出は回復していたが、中国上海市の食品会社「上海福喜食品」事件で、中国の食に関する信頼の復活は不可能で、中国離れが大きく進みタイから日本への輸出が増大するだろうとみている。
【編集 : 安麻比呂】