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【コラム】2021年仕上げのキーポイントが高校生って「18歳の国会議員・誕生期待」ー 韓国

Global News Asia 2022年1月1日 4時30分

 2021年12月31日午前、韓国では、国会が開かれていた。韓国の国会議員は、大晦日まで働くんだな~と、ふと思ってしまった。

 まあまあ、家にいても、議員先生はやることがないので、バルサンなどを大掃除の最後に焚くためには、国会に行っていてほしいが、家政婦さん的本音だったのかもしれない。

 31日は、各国他の国どころではないし、自国の締めくくり記事(は、実はクリスマス前にできている)がメインになるだろうし、新年から韓国記事もいらないだろうし。まあ、話題にする必要もないので、のちのち「そうだったの?」って感じで伝わるんだろうが、弊社は、新年初笑いとして、出す。

 大晦日議会の議題は、国会議員選挙に立候補できる年齢を「18歳」に引き下げ決定だった…。段階も踏まずに、25歳からいきなり7歳下の18歳。選挙時期によっては、4月生まれなどの新18歳、高校3年生になったばかりでも議員になれるってことだ。もちろん、学歴社会の韓国において、大学受験に失敗した18歳の新たなステータスにもなりうる。

 「青年の政治的権利と参加がきちんと保護されていない」とか「OECD(経済協力開発機構)に所属する31か国でも、18~21歳が国会議員被選挙権となっている」が、決定の理由だ。

 さらに、選挙権が得られる、18歳に年齢を合わせたのも、一つの理由だ。

 18歳。社会に出て、色々なしがらみを経て立候補するよりも、叩いてもホコリはそんなに出ない。乱れた異性関係もある18歳も、バックに大きな経済的基盤がなければ出られないだろう、NOWな話題過ぎて。

 親も、18歳で立候補させる目標で子育てを貫けば、親の養育にかかる金銭以外、他の人からなにももらわず=贈収賄のない人生を送っているだろうし。

 最初に当選した18歳は、国際的にも、とても有名人になれるだろうな。後援会どころか、ファンクラブもできちゃう。

 若さには、勢いがある。世の中の矛盾点も忖度なく言葉にできる。逆に言えば、それは人間として未熟ということでもある。

 韓国国会議員、2021年最後の日に、なにやってんだ~。
【編集 : fa】

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