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【マレーシア】国際ヘルスケアカンファレンス15日、16日=東京お台場で開催

Global News Asia 2014年8月6日 14時25分

 2014年8月6日、日本人のロングスティ先としても人気のマレーシアは、2012年から医療ツーリズムに力を入れている。優れた医療観光を広く日本で紹介するため、8月15日と16日の2日間。東京お台場の、ホテル グランパシフィックLE DAIBAで、『マレーシア日本国際ヘルスケアカンファレンス』を開催する。

 日本の医療水準や医療機器のブランド浸透力は世界で高い信頼を得ているものの、国際医療市場では医療レベルだけではなく「快適なサービス」が求められる時代へと変化している。日本では、サービス業であるという認識が低く、海外から医療観光を受け入れることのできる環境が整っている医療機関は少なくこの分野では遅れをとっている。

 昨年77万人の国際医療患者が訪れたマレーシアでは快適な医療サービスが充実しており、日本の国際医療戦略への参考になるものだ。マレーシアと日本が協力することで、アジア圏全体やグローバル市場への的確なアプローチができるよう意見を交わすことを目的にしている。

 15日の「医療観光」についてのカンファレンスには、在日マレーシア大使をはじめ観光局スタッフ、両国の病院・製薬会社などの関係者も参加する。

 不妊治療専門の治療センターを持つトロピカーナ・メディカル・センター。マレーシア国内でも特にメディカルツーリズムに成功しているペナン島のペナンヘルス協会などのワークショップ。日本の医療関係者とのパネルディスカッションなど。 

<主なプログラム>
グル―バルヘルスケアのトレンド&マレーシアメディカルツーリズム開発(MHTC代表 Dr.Mary)
不妊治療を通して国際医療市場で成功した理由(Tropicana MedicalCentre)
メディカルツーリズムの成功スタディケース(PenangHealth Association)

 16日は、「マレーシアフェア2014」一般参加自由。
「遊ぶ、学ぶ、健康にくらす」をコンセプトに様々な催しを展開、日本初の本格的なマレーシア紹介イベントだ。

<主なプログラム>
マレーシア先進医療の紹介(最先端不妊治療等)
マレーシアで第二の人生を過ごす(留学、不動産投資、観光等)
ゲーム、クイズ、抽選会、マレーシア文化ショーなど

 マレーシアへの世界からの旅行者数は年間2,500万人で世界10位。マレーシアの医療はイギリスからの継承で、現在では、アジア有数の医療水準に到達。政府の全面バックアップで、国際医療患者受入数は前年の約2倍、77万人を達成している。

 上記のカンファレンスの主催社は、MHTC(マレーシア医療観光協会:MalaysiaHealthcare Travel Council、所在地:マレーシア)と日本アジアクロス株式会社。

【マレーシア医療観光協会(MHTC)について】
マレーシア医療観光協会(MHTC)は、マレーシアが医療観光の渡航先として選ばれるよう、マレーシアの位置づけを強化し、マレーシアにおける医療観光産業の発展とプロモーションを目的とした第一機関としてマレーシア政府保健省(日本でいう厚生労働省)により設立さた。首相局と保健大臣直下のMHTCは関連のある政府機関や民間の医療機関と協力し、治療を目的とした渡航者が円滑に質の高い医療を受けられるよう努めている。
URL: http://www.medicaltourism.com.my

【日本アジアクロス株式会社について】
日本アジアクロスはMHTCの公式戦略パートナー。また、代表のキーフは昨年行われた「マレーシア国際ヘルスケアEXPO」の委員。この2年間では日本の政府機関、医療機関、医師や看護師及び出版メディア等に、マレーシア現地の国際医療イベントや現地政府認定メディカルツーリズムを担う大手病院へ視察ツアーに招待してきた。現在のサポートオフィスは日本とマレーシアの他に、アメリカ、ベトナムにあり、年内には台湾、中国、スリランカ、オーストラリアの4カ国に追加設置を予定している。

『マレーシア日本国際ヘルスケアカンファレンス(MJIHC2014)』特設サイト:www.mjihc.jp
【編集 : 安麻比呂 】

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