2022年1月9日、タイ湾の南部の沖あいで廃棄されたと思われる船が漂流しているのを、タイ海軍の巡視艇が発見。調査と汚染防止策を施している間に沈没した。船は登録番号が消されているものの船体の表記や内部の表示なとから、中国船と見られると複数のタイメディアが報じた。
漂流する船が発見されたのは、タイ南部ナコンシータマラート県の沖合23海里付近で、リゾート地サムイ島やダイビングスポットに近い。タイ海軍が船に乗り移って調査したところ、船籍を表すものは削除されていた。しかし、船体には中国語と思われる漢字とアルファベットで船名「金水源2」と表記されていた。
また発見当時、船からは石油が漏れ始めており、油膜が広がるのを防ぐためにオイルフェンスを周囲に配置するように手配。周辺にはタイの観光エリアがあり、オイルの漏れ出しにより、環境資源が脅威に晒されることになる。周囲の海流は、スラータニー県のサムイ島近くのマットスム島に向かっており、周辺の海域に到達するまでの間に油を浄化するには2〜3日かかるだろうと当局は話している。
タイメディアの報道では、この船の国籍や所有権がまだ特定できないためか、中国籍だという明確な表現は避けながらも、船体に表記されていた船名の映像がしっかりと映し出されていた。そして、他の映像にも中国語と思われる注意書きボードが張り出されているのが見られた。また、船の登録番号の表示が外されていたことから意図的に廃棄されたものだろうとの見方を示していた。
【翻訳/編集 : KK】
漂流する船が発見されたのは、タイ南部ナコンシータマラート県の沖合23海里付近で、リゾート地サムイ島やダイビングスポットに近い。タイ海軍が船に乗り移って調査したところ、船籍を表すものは削除されていた。しかし、船体には中国語と思われる漢字とアルファベットで船名「金水源2」と表記されていた。
また発見当時、船からは石油が漏れ始めており、油膜が広がるのを防ぐためにオイルフェンスを周囲に配置するように手配。周辺にはタイの観光エリアがあり、オイルの漏れ出しにより、環境資源が脅威に晒されることになる。周囲の海流は、スラータニー県のサムイ島近くのマットスム島に向かっており、周辺の海域に到達するまでの間に油を浄化するには2〜3日かかるだろうと当局は話している。
タイメディアの報道では、この船の国籍や所有権がまだ特定できないためか、中国籍だという明確な表現は避けながらも、船体に表記されていた船名の映像がしっかりと映し出されていた。そして、他の映像にも中国語と思われる注意書きボードが張り出されているのが見られた。また、船の登録番号の表示が外されていたことから意図的に廃棄されたものだろうとの見方を示していた。
【翻訳/編集 : KK】