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【コラム】違約金が莫大なものになるのかしら~クマのプーさん問題を考える(2)

Global News Asia 2022年1月16日 8時0分

 2022年2月、北京オリンピックが開かれる。日本は今のところ、外交ボイコットはする模様だが(外交という意味で、五輪相の経験を持つ橋本聖子参議院議員を送るのは問題ないのか? 札幌オリンピック招致のために余計な政治的動きはしてこないのか? )、とりあえず、選手たちは出場することになっている。

 冬季オリンピックと言えば、…確かにいろんな種目はあるが…「フィギュアスケート」=羽生結=クマのプーさんぬいぐるみという連想ゲームが脳内で始まる。

 彼は、非常に、プーさんが大好きで、有観客の場合、多くのファンたちが、彼が滑り終わった瞬間にプーさんのぬいぐるみを投げ入れる。

 しかし、北京のある国では、政治的に、プーさんの存在がご法度という公然の決まりがある。そして、新型コロナが去らぬ今回のオリンピックでは、感染症対策のために投げ込みが一早く禁じられている。さらにさらに、一般国民や他国の観客は会場に入れない~一部富裕層や利権者を除く。

 会場で、ゆづちゃんを見られないからこそ、場外でプーさんを持ったファンたちがうろうろするのではないかと危惧される。

 これは、2018年の平昌オリンピックの時も、協賛企業以外のロゴや広告は、テレビ映像でなくても見えてはいけないために、彼は、お気に入りのプーさんのティシュケースではないものを使用したという過去がある。

 選手本人が守っても、ファンが同調してくれなければ、なににもならない。もどかしい問題だ。

 しかし、かの国のマスコミは、上海にはディズニーランドがあり、規制対象にはなっていないと熱弁する。一番偉い人が、暗に、プーさんを許しているような見解だ。

 ディズニー社で問題になるのは、プーさんではなく、「ぶーさん」や「釜山(プサン)」などバッタものだろう。

 彼にもキャラクターイメージがある。いつまでもファンには夢を贈らねばならない。ただ、27歳の男性が、クマのプーさんのぬいぐるみまみれで眠っていたとしたら、引く。

 そういう意味では、ニックネームでも勘弁してほしいという68歳の方が正しいか。向こうはファンが宣伝かねてグッズを勝手買い。こちらは、名乗ると違約金の意味では。
【編集 : fa】

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