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【フィリピン】2022年2月10日から、外国人観光客の入国制限を解除

Global News Asia 2022年1月29日 0時45分

 2022年1月28日、 フィリピン政府は、新型コロナ感染は収束していないが、新型コロナウイルスワクチン接種者を対象に、外国人観光客の入国制限を解除する方針を示した。2月10日から適用する考えだ。

 外国人観光客の入国制限は当初は昨年12月にテスト的に解除する予定だったが、オミクロン株の新たな出現で延期していた。

 観光査証(ビザ)取得を免除している日本など、150の国・地域が対象。

 ベルナデット・ロムロ・プヤット観光大臣は「疲弊した多くの観光業や観光関連分野での雇用関係の改善が前進しそうだ」と話した。フィリピン観光省東京支局では、WEBページの更新準備に入った。

 昨年12月16日の台風22号で被災したセブ州マクタン島の多くのリゾートホテルは、休業中。マクタン島全域では、公営水道や電力の復旧も遅れているが、外国人観光客の入国制限解除を機に、復旧作業がスピードアップする可能性も期待できる。

 また、海外から帰国するフィリピン国民についても、ワクチン接種や陰性証明を条件に、2月1日から入国時の隔離義務を撤廃する。
【編集 : Eula Casinillo】

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