【コラム】そうだそうだ、全部国産の桜にしてくださいなー韓国

　2018年、韓国の国立樹木院が、ゲノム解析を行っている～信憑性は読者に任せる。済州に自生するエドヒガン桜(そもそも、日本に自生する桜の野生種の一つ)を母とし、ヤマザクラ(これも、日本に自生する桜の野生種)を父として、自然交雑して生まれたのが、韓国の「王桜」だ。

　済州では、173か所に194本、自生していると言う。種は自由に風に舞い、国を選ばず根付く。もともとは、日本の野生種が両親なのに、韓国原産とはこれ如何にが「王桜」でもある。

　反対に、日本のソメイヨシノ(韓国では、これを王桜と呼ぶ)は、エドヒガンを母に、オオシマザクラを父に、数百年前に人工交配によってつくられた雑種とした。

　だから、日本が原産だと主張するソメイヨシノが、韓国全土に植えられている「王桜」とするならば、韓国にはふさわしくない。だから、全部抜いて、済州の「王桜(済州桜)」に植え替えようという、「王桜プロジェクト2050」の社団法人が作られた…。

　あと28年は、日本の桜を眺めながら植え替えるのか、一回全土の桜の名所をはげ山にして時間をかけて育てるのか、方針は明確にしてほしいものだが、それはしないらしい。

　日本のソメイヨシノは、1901年東京・上野公園で発見された。日本の学会は自生地を探したが見つからなかった。時は明治33年。今時のSNSなどない。海外との行き来も難しい。

　しかし、韓国のソメイヨシノこと「王桜」は、1908年フランス人神父が済州で発見し、ヨーロッパの学会に報告し、世界中に知られるようになったともいう。アメリカのジョージワシントン大統領の桜の木のお話は、彼が生きていた1700年代のもの。しかし、これは1900年代になってから創作されたものとも言われる…アメリカにも、1900年代には、桜があったから、創作されただろう。

　桜の別名は、歳時記的には「花」。すべての花の代表ということだ。コロナ禍で花見もできない今だからこそ、韓国人は、日本を象徴させるものをなくせばいい。きれいな花が、済州に行かねば見られない。そこまですればいい。

　そんなに、ソメイヨシノが嫌いなら、今すぐ抜いていただいて結構が日本人の本音だ。美しい花は、韓国にはふさわしくないからだ。
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