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【コラム】声援は、心からの叫びだから止められないー中国

Global News Asia 2022年2月21日 6時0分

 連日白熱した戦いが繰り広げられた北京冬季オリンピックが閉幕した。北京でおわかりの通り、新型コロナ発祥地・中国大陸での開催だった。昨年夏の東京オリンピックでも、ある意味、無人開催の場に関係者という名の観客はいたし、マスコミが音を拾わなかっただけで、声援もあっただろう…報じないだけで。

 声援禁止は、北京オリンピックでも同じこと。しかし、守られず、マスコミもその声を拾い、ある意味間接的に自国選手の応援をしている。

 声を出してはいけない。その決まりはわかる。しかし、声というものは、自制に反してもれてしまうものだ。などと、理解の意を、中国人たちは超えている。会場一帯になって掛け声をかけているからだ。

 各国の出場選手たちが、選手村だけで過ごす。会話は最低限度(しかし、コンドームが配られる不思議again)。自由な外出など望まない。

 なのに、中国人は、選手関係者国民すべてが「愛国無罪」国を愛することから生まれる行動は、罪にはならない。もちろん中国発の言葉だ~ちなみに韓国では、反日無罪にアレンジして使っている。

 中国語で「がんばれ」は、「加油」…火に油を注いだら、火力が増すからなあ、漢字ってすごいなあ。
口だけではなく、中国国旗も持ち込まれるし、横断幕も中国人には許される。一応全世界で中継されるので、IOCとしては「マスクをつけて」と書かれたプラカードを掲げてはいる、そんなもの視界には入らない。自国に都合よくルールを解釈し、運用する。それが中国流(チャイニーズスタイル)。さらに、日本戦の時は、会場にBGMとして「保衛黄河」という抗日歌も流した。SNSでは、もっともっと抗日歌があるので、日本戦の時には随時流せと炎上している。

 「競技会場などで政治的宣伝活動を行うことを禁じる」。五輪憲章には、明記されている。
【編集 : fa】

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