Infoseek 楽天

【チェンマイ日本総領事館】チェンマイ県サンパトーン病院を支援

Global News Asia 2022年3月3日 7時0分

 2022年3月1日、在チェンマイ日本総領事館は、草の根・人間の安全保障無償資金協力として「チェンマイ県サンパトーン郡住民のための医療体制向上計画」への支援を決定し、松本洋総領事とターウィット・ゲーオプラサート・サンパトーン病院長との間で署名式を行った。

 サンパトーン病院は、130床を有する中規模の公立総合郡病院で、サンパトーン郡住民をはじめ、近隣の7つの公立郡病院では対応できない重症患者を受け入れる地域の中核病院。

 特に昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大以降、新型コロナウイルス感染症患者棟が新設され、多くの新型コロナウイルス感染症患者の検査や治療を行っているが、検査や治療中の診断に必要なポータブルX線検査機を1台しか保有しておらず、安定的な医療サービスの提供に問題が生じていた。

 加えて、新型コロナウイルス感染症の影響は救急医療においても深刻で、心肺蘇生措置を行う医療従事者の業務負担及び二次感染リスクの軽減が喫緊の課題となっていた。

 この状況を改善するため、チェンマイ日本総領事館は、サンパトーン病院のポーダブルX線検査機および自動心肺蘇生器配備にかかる総額2,918,000バーツ(約1,000万円)の支援を決定した。
【編集 : af】

この記事の関連ニュース