2022年3月2日、在チェンマイ日本総領事館は、草の根・人間の安全保障無償資金協力として「チェンライ県チェンコーン郡シードンチャイ町災害対策能力強化計画」への支援を決定し、松本洋総領事とギティポン・ウォンチャイ・シードンチャイ町長との間で署名式を行った。
シードンチャイ町は、チェンライ県中心地から約90キロ離れた山間地域に位置する、人口8,760人、面積94㎢の町。例年乾季には火災が多く発生しており、特に、森林火災から発生する煙害は深刻な社会問題となっていた。また、管轄エリア内の僅かな平地には住居が密集し、住宅の多くは山岳民族伝統の簡素な木造家屋で、火災に対して脆弱。その他、多くの村落で山水を生活用水に使っており、降雨量の影響を直接受けやすく、特に乾季には、深刻な水不足による干ばつ被害が発生し、住民にとって必要不可欠な生活用水が確保できなくなる事態になっていた。こうした状況にも関わらず、現在同町には10年使用し老朽化が進んだ消防車が1台あるのみで、火災・干ばつ発生時における消火・給水体制の強化が喫緊の課題だった。
この状況を改善するため、チェンマイ日本総領事館は、シードンチャイ町に対し、8,000リットル水槽付消防車整備にかかる総額3,010,000バーツ(約10,354,400万円)の支援を決定した。
【編集 : af】
シードンチャイ町は、チェンライ県中心地から約90キロ離れた山間地域に位置する、人口8,760人、面積94㎢の町。例年乾季には火災が多く発生しており、特に、森林火災から発生する煙害は深刻な社会問題となっていた。また、管轄エリア内の僅かな平地には住居が密集し、住宅の多くは山岳民族伝統の簡素な木造家屋で、火災に対して脆弱。その他、多くの村落で山水を生活用水に使っており、降雨量の影響を直接受けやすく、特に乾季には、深刻な水不足による干ばつ被害が発生し、住民にとって必要不可欠な生活用水が確保できなくなる事態になっていた。こうした状況にも関わらず、現在同町には10年使用し老朽化が進んだ消防車が1台あるのみで、火災・干ばつ発生時における消火・給水体制の強化が喫緊の課題だった。
この状況を改善するため、チェンマイ日本総領事館は、シードンチャイ町に対し、8,000リットル水槽付消防車整備にかかる総額3,010,000バーツ(約10,354,400万円)の支援を決定した。
【編集 : af】