2022年3月11日、NPO Cebu Wish Inc.は、昨年12月16日の台風被害の支援地域の復旧状況を確認するため、マクタン島のスクワッターエリア「ニューパラダイス」、「キッキン」、「カマンシー」3地区の調査を実施した。
NPO Cebu Wish Inc.によると、被災後直ぐに支援を開始したが、約3カ月経過しても状況は殆ど変わっていなかった。電力は一部の地域だけの復旧で、半数以上の世帯が停電のまま、地元の電力会社によると電柱が倒れたり、トランスフォーマー(変圧器)が落下して壊れたところへの通電の目処は未定とのことだ。
倒れた木々や壊れた家の瓦礫などは、放置されたままで、テントやブルーシートなどで簡易住居を作りそこで寝起きしている人が大勢いた。
この地域で暮らす女性チェリーさん(31歳)は、「市からの助成金支給対象リストに入れて貰えず、家を建て直すお金もなく、夫の収入だけでは日々の暮らしで精一杯。この家も拾ったり貰ったりしたビニールやダンボールで作っていて、雨が降ったらずぶ濡れになりながら過ごしています。トイレもなく家族4人体を折り曲げて重なって寝ています」と話していた。
【編集 : AF】
NPO Cebu Wish Inc.によると、被災後直ぐに支援を開始したが、約3カ月経過しても状況は殆ど変わっていなかった。電力は一部の地域だけの復旧で、半数以上の世帯が停電のまま、地元の電力会社によると電柱が倒れたり、トランスフォーマー(変圧器)が落下して壊れたところへの通電の目処は未定とのことだ。
倒れた木々や壊れた家の瓦礫などは、放置されたままで、テントやブルーシートなどで簡易住居を作りそこで寝起きしている人が大勢いた。
この地域で暮らす女性チェリーさん(31歳)は、「市からの助成金支給対象リストに入れて貰えず、家を建て直すお金もなく、夫の収入だけでは日々の暮らしで精一杯。この家も拾ったり貰ったりしたビニールやダンボールで作っていて、雨が降ったらずぶ濡れになりながら過ごしています。トイレもなく家族4人体を折り曲げて重なって寝ています」と話していた。
【編集 : AF】